CLOSE
BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

俺たちの箱根駅伝

 4月は開始からいろいろあり心労が祟ったのか、GW初日からダウン。ウイルス性の風邪っぽい。熱は出ないが身体はだるく、この前半連休はずっと家にこもっていた。たまたまその前日に書店でいくつか本を買っていたのでこれを読む。ぐったりして読書もできない体調でなかったのが幸いだ。

 読んだのは、「俺たちの箱根駅伝(上・下)」(池井戸潤著、文藝春秋刊)。

 タイトルの通り、群像劇的な視点での箱根駅伝ストーリーである。

 ページターナーという言葉がある。ページを捲る手が止まらないという英語の慣用句であるが、この小説はまさにそれ。上下巻を一日で読んじゃった。

 箱根駅伝が好きだからこそのハマり方。そういえば今年の駅伝は往路復路とも、自分史上初めてフル観戦した。というのも妻が箱根駅伝の大ファンなもので。

 この物語、Netflixなどの動画配信サービスでとてつもないお金をかけて実写化して欲しいな。アメリカなら高校・大学バスケットなど競技は違えど学生スポーツは世界中で人気がある。大学駅伝なんて、しかも関東だけの超ローカル大会だけど、世界中で共感を得られるドラマがある。

 もう一度言うけど、面白いなんてものじゃない。いまこの「俺箱ロス」中。

 もう一回、読み返そうかな。

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る