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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

飛行機は読書で

 連休はいかがでしたか? どちらかに行かれましたか?

 人に会うたびこう聞かれる。たぶん皆さんも同じだと思いますが。

 ぼくの答えはこうだ。「風邪ひいて、寝てました」。

 カレンダー通りのスケジュールの当社であるが、前半の連休中に体調を崩したのは以前ここで書いた通り。その間の平日はなんとか仕事をしたものの、後半の連休はずっと体調が優れず、さらには咳がひどくてずっと家にいた。毎日数キロ走るのが日課であったのに、10日間ほど運動できてない。こうなるとどうにも気持ち悪いのだけど、運動しようという気にもならない。精神面でも肉体面でもまだウイリスに負けてるようだ。

 といってもずっと寝込んでいたわけではない。ただ身体が重く感じるだけ。食欲もあるし、夜もぐする眠れる。ただメンタルが弱っているだけなのかもしれない。思い当たる節はなくもない。

 おかげというか読書とドラマ視聴は進んだ。ドラマは見始めると見終わるまでノンストップで観たいタイプなので、途中で休むことができない。一人暮らしをしていたコロナ初期は、朝まで観ることもあった。さすがにいまではそれはできないが、合間時間を見計らって視聴している。悪くいうと中毒性があるね。

 全日空が国内線のおよそ半分の飛行機のエコノミークラスに13インチ以上のモニタを付けるという。コロナ禍以降、動画配信などでの視聴時間が伸び、利用者のライフスタイルの変化によるものだ。ちなみにお仕着せのプログラム以外に、自分のスマホなどを繋いで続きを大きな画面で見られるというから嬉しいではないか。大体国内線では映画なんて長すぎて最後まで観られないからモニタは利用しなかったのだが、これなら利用価値がある。

 これで益々、週刊誌や書籍は売上を落とすかもしれない。

「消費者のライフスタイルの変化」は、いろんな産業にいろんな形で影響を及ぼすが、これはその一例だろう。ぼくは天邪鬼だから、これからもなるべく機内では本を読もうと思う。

 

 

 

 

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