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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

アートの存在意義(MUCA展)

銀座に行く用事があったので、帰りに以前から気になっていた「MUCA展」を観に。

ミュンヘンにあるという「MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art)」はこの展示会まで存在を知らなかったのだが、2016年設立とまだ歴史の浅い美術館ということだった。

予備知識なしで行ったこともあり、展示内容に圧倒された。

KAWS
SHEPARD FAIREY (OBEY)
BANKSY
BARRY MCGEE
INVADER
JR
OS GEMEOS
RICHARD HAMBLETON
SWOON
VHILS

富裕層を相手にする商業的アートとは一線を画すアーバンアート。オリジナリティ高い斬新でPOPな表現方法に目を奪われがちだが、街から生まれたからこその強烈な政治&社会メッセージ。

パレスチナの壁に作品を残したBANKSY。ガザ地区での悲劇が続いている状況で、どれだけの人たちにその気持ちが届いているのか。

もしかしたらBANKSYは商業的な価値が高まるより、自分のメッセージが多くの人に届くことを望んでいるのではないだろうか。そこから先、多くの人たちが社会問題に関心を持つように。

などと考えながら観ていた。アートの持つ価値と存在意義について考えさせられた。

KAWSの広告グラフィティの実物を見られるとは思わなかったし、OBEYことSHEPARD FAIREYの作品は初めて実物を目にしたし、ニュースでも話題になったBANKSYの名作も展示されている。いま日本にあることが衝撃。

 

MUCA展、控えめに言って最高でした。会期は6月2日まで。六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて。

機会があれば、いつかミュンヘンのMUCAにも行ってみたい。

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