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BLOG - フイナム編集部

PHOEBE PHILO

編集部の村松です。

昨日、SNSを見ていたら気になる投稿が流れてきました。

フィービー・ファイロのデビューコレクション、販売開始。


フィービーといえば、2018年に〈セリーヌ〉を離れてからさまざまな復帰の噂があり、その中のひとつが自身のブランドの立ち上げでした。

振り返ると〈セリーヌ〉時代のデザインアプローチはエレガントでタフな現代の女性像を形づくり、それは性別に関係なくファッションを愛するひとたちを惹きつける強さを備えていたように思います。

それこそ男性でも使えるバッグやシューズはフイナムの連載「憧れの逸品」で取り上げました。

あれから5年以上経ち、新たに姿を現したブランドのデビュー作は、さまざまな社会的要因で停滞感漂うファッションの世界において、異彩を放つ存在のように感じました。スマホの画面越しで見ていても高揚したというか、改めてファッションの面白さを感じたというか。

写真を見る限りクリエーションの下地にあるのは普遍的な服たちだと思うのですが、ひとつひとつのプロポーションが独特で、いまホットワードのように扱われるクワイエットラグジュアリーやノームコアとは別物のように思います。

そして、ブランドロゴが非常にいいなと。サイトに飛んだ瞬間に惹きつけられ、これがもっと見たくなる、知りたくなる要因のひとつでした。

個人的な印象として、ジャンルはまったく異なりますが、「ストレンジャー・シングス」のロゴの強さに近いものを感じました。

いまのところイギリス、ヨーロッパ、アメリカを対象にしたオンライン販売のみのようで、早くもソールドアウトのものがたくさん…。実物を確かめたいし、今後の展開も気になります。

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