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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

Die Hard

 コロナの足音がずんずんと近づいてきてる。周りにも陽性者が次々出始めた。けれど誰もが軽症なのが幸いだ。ニュースでは医療崩壊が近づいていると言っているが、いまのところ病床を圧迫するような罹患者は近くにいない。

 週刊誌などではコロナ後遺症についての記事などがあり、それを読むと恐ろしくなる。しかし近くのコロナ陽性を克服した人たちに後遺症はない。普通に飲み食いしているし、ジムのランニングマシンで走ってる。針小棒大はマスコミの世の常だが、もうすこし冷静になってこの年末年始を乗り越えたい。

 今年はクライアントさんや友人知人周りでの忘年会がひとつもなかった。少人数での会食はいくつかあるが、小声で小皿で小分けして、小ぢんまりと小時間で散開している。都のいいつけを守っているいい子だ。

 一方で仲のいい飲食店の主人は、22時までの営業時間短縮に頭をかかえている。ないとは思うが非常事態宣言がまた出たら、飲食、イベント業などは死屍累々だ。果たしてみんなを同時に救える手はないものだろうか。困ったもんだ。

 ある専門家はインフルと同じで、これから寒く乾いた気温になるとさらに感染は拡大するという。年明けの北半球はどうなるのか。あまり楽観的にはなれない。ワクチンに期待したいけど副作用が怖いから打ちたくないし。

 コロナウィルスが発見されてからおよそ一年。去年の今頃は2020年がこんな年になるとは思いもしなかった。騒ぎになりはじめた頃、夏頃には治るだろうなんて観測していたが甘かった。予想してなくはなかったが、やはりしぶとい。

 しぶといといえば、英語でDie Hard(ダイハード)。同じウィルスだが、向こうはブルース。

 確かにジョン・マクレーンばりに手強いな、コロナウィルス。

 

 

 

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