BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ちんげんさいとさしすせそ

 ワールドカップにうつつを抜かし、更新をサボっていた。良いですね、いまの日本代表。けが人が多いけど、ムードがいい。日曜のチュニジア戦はこれまでのワールドカップのどの試合より落ち着いて見ることができた。そういう意味では、スリルがなかった。でもスリルなく試合を運べるまでになったんだよね。

 明後日の金曜のスウェーデン戦は、有志が会社会議室に集まり応援するという。大勢で集まって観戦するのはすごく楽しい。早朝だけど、好きな人たちは集まるそうだ。

 浜町のととけんでも日曜のチュニジア戦のパブリックビューイング的なことをやったらしい。ビール飲みながら大勢で一喜一憂する楽しさは何ものにも変え難い。

 さて、本日午前中に配信した当社のニュースレターに書き散らした散文を貼り付けます。時間があればどうぞ。

 

ちんげんさいと、さしすせそ

来年の新入社員の面談が始まっている。これが遅いのか早いのかわからない。小企業のぼくらは、いつもこのタイミングだ。

 

だいたいこの文脈で出てくるのは「いまの若いやつらは」的なあれである。もうこれはいまも昔も変わらない。ジェネレーションギャップに笑えるユーモアは明治時代も現代もそんなに大差ない。

 

先日、週刊誌をめくっていたら面白い記事を見つけた。「上司の心得」として話題になっているビジネス用語があるという。知ってる人もいるかもしれない。

 

「ちんげんさい」(沈黙する、限界まで言わない、最後までガマンする)な若者に対し、「おひたし」(怒らない、否定しない、助ける、指示する)で対応し、「こまつな」(困ったら、使える人に、投げる)とアドバイスする。あまりうまいと思わないが、つい笑ってしまった。

 

PDCAのようなアクロニムや「ほう・れん・そう」(報告・連絡・相談)の類の頭字語から生まれた言葉遊びだ。遊びといってはまずいか。

 

これはジェネレーションギャップではなく、個体差なんじゃないかと常に思う。できないヤツは一生できないし、できるヤツは学生バイト時代からできている。

 

だいたい終了報告ができないヤツが多い。頼んだことに対し、対処し終えたら「あれ、終わりましたよ」とか「無事解決しました」とか伝えて欲しいのにうんともすんとも言ってこない。メール、LINE、テキスト、スラックなどこんなに連絡手段が豊富な現代においてだよ。

 

なのでそういうものはないものと自分の頭の中を仕組み化する。すると怒りも湧かない。

 

先日、とある飲食店で爪楊枝を頼んだら若いスタッフに「何本ですか?」と問い返された。いや、間違ってはいない。しかしガクッとなったのは事実だ。飲食店の話ついでにいうと、何かお願いした時に「ちょっと待ってください」と言われるより「ただいままいりますー」と言ってくれたほうが嬉しい。

 

要するにコミュニケーションの方法というか、配慮の仕方というか、言葉の使い方、選び方なんだよね。爪楊枝は人数分持ってくればいいじゃんね。

いつもバッグに入れているのはこのフロスのようなつまようじ。ナショナル麻布などで売ってます

一方でものすごく気が利くお店もある。他店舗展開をすればするほどそうしたコミュニケーションサービスは低下する傾向があるのに、<グローバルダイニング>系のお店はしっかりしていると感じている(当社比)。もちろん個人差もあるが、教育やトレーニングの仕組みが優れているのだろうなと、<ラ・ボエム>をたまに利用するのだけど、そう感じるのだ。

コミュニケーションといえば、ここだけの話として某大手出版社の妖艶な美魔女編集者の知り合いから「合コンのさしすせそ」を教えてもらった。

「さすがです~」
「知らなかった~」
「すごいです~」
「センスいい~」
「そうなんだ~」

 

これで男は気分が良くなるらしい。

らしい、じゃないな。その通りでございました。

 

 

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