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少し前、8月の盆前のやたら暑い日に、8−9月に発売する新作の撮影をした。

コンパクトな撮影隊で、雑用がぼく、フォトグラファーはいつもの小野口さん。そしてモデルがミツカくんと、今回初めましてのミキティ(勝手に呼んでいる)こと志村美希さん。

ミツカくんに初めてモデルをお願いしたのが2020年の秋だった。撮影にきた時のことをよく覚えていて、笑顔がさわやかな素朴な青年という感じだった。

それからほぼ毎回モデルをお願いしていて、その間にミツカくんはみるみるうちにラン系インフルエンサーとして成長していった。今ではTIK TOKは37万フォロワー!撮影していても若い子に声をかけられる有名人だ。

もちろん本人の成長も会う度に感じられて、撮影では毎回小野口さんと二人で「前回とは別人」と、ミツカくんのモデルっぷりに感心しきり。「絵になる」というやつである。

これまでラン系の発信というと「速くなるための練習方法」や「話題のギア」など、競技的な視点が多かったように思う。でも、競技的な実力がありながら「ランの楽しさ」を伝えるというミツカくんのチャレンジは前人未到。SNSで楽しそうに走るミツカくんの姿を見れば、フォロワーが増えるのも当然と思える。応援しているよ!(と言いつつ、もはや知名度もフォロワーもMMAより上、、、)

今回初めましてのミキティも、もともと日本選手権800m決勝進出という実績を持つスーパーアスリートで、今はミツカくんと同じくラン系インフルエンサー。ぼくが陸上系に詳しくないだけで(スミマセン)、ミキティも陸上界の有名人だ。

いざ撮影を始めると、陸上で鍛えられたスタイルは美しく、佇まいにとても雰囲気があった。そして、撮影の合間に見せる笑顔がよい意味でのギャップになっていて魅力的。息を呑んだのが、ダッシュをお願いした際。低い位置から手足を大きくスライドさせてスピードを上げていく姿に、小野口さんと共に痺れた。もっともっと大物になりそうな予感。

撮影中に二人で動画を撮り合う姿を見たり、SNSについて深く考えている話を聞いたりして、インフルエンサーネイティブ世代だなと思った。そんな若い二人から学ぶことは多く、MMAもぼく自身も時代に合わせて進化していかないとと、心を引き締めるよい機会にもなった。なにより、暑かったけど楽しい一日でした。

ぼくは鈍足トレイルランナーだし、陸上界出身でもない。それでも二人との接点があるとしたら、ランの楽しさを伝えること。競技としての楽しさは当然のこと、ランニングにはそれ以外の楽しみ方もたくさんある。それを伝えることも、MOUNTAIN MARTIAL ARTSを始めた理由のひとつだ。

若い力に刺激を受けつつ、同じ目的のもと、力を合わせてランニングの楽しさを伝えていきましょう。

さて、今回の新作では面白いプロダクトを復活させました。ボーダーをプリントした速乾生地のワンピース。数年前、トレイルランニングには走れるワンピースがあった。今でもあるのかな?(他社情報をあまり追っていないのでわからない)

MMAでも過去に何回かリリースしていて、今回久々に復活。Aラインで、軽量で動きやすい。機能だけを求めたら、こんなプロダクトは生み出せない。遊び心満載。ランニングも楽しんでナンボです。

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