CLOSE
BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

SAYAMA works “NICEDAY” MMA version

[SAYAMA works “NICEDAY” MMA version]

SAYAMA worksがTrans Japan Alps Race(TJAR)の選手用に開発したバックパックの経験値を活かした「気軽にハイキングに使える20〜25L程度のULバックパック」。

究極の山岳競技とハイキング。両極であるようで、ベースとなるコンセプトは共通している。使い手にとって、いかに使いやすくするか。

そのための答が、古き良きULガレージのデザイン。トップリッド(雨蓋)なし、一室のメインコンパートメント、フレームレス、大容量フロントポケットというクラシカルな仕様は軽量化に繋がり、ディティールはTJARで培ったアイデアや技術を取り込んだ。

そうして生まれたULバックパックは、シンプル・イズ・ビューティ。オーセンティックなデザインは懐かしくもあり、優しさを感じる。その名も「NICEDAY」。使う人たちにとって、笑顔で良い一日を迎えられますように。

MMAバージョンではロールトップとショルダーハーネスをタイガーカモに。NICEDAYの機能美にMMAのデザインが融合した唯一無二のULバックパックに仕上がった。軽さと機能は、山だけではなく、普段使いにも。

1. ROLL TOP

トップ両サイドに15mmバックルを付け、捻って中心で固定する方法を採用。普段使いする場合はロールトップ上部サイドのバックルを固定せずに、巾着で絞って前後のバックルで固定するだけでもOK。生地は耐久性が高く防水性を持つポリエステルリップにタイガーカモをプリント。軽量で柔らかいため、出し入れしやすい。

2. MAIN COMPARTMENT / 3. BOTTOM

本体は多くのマウンテンアクティビティユーザーに支持される撥水機能を持つ高強度なX-PACを一枚生地で使用。シンプルな筒状の形で、物の取り出しがしやすく、縫い目が少ないため水の侵入も軽減されている(完全防水ではありません)。シンプルゆえに、パッキングの難しさと楽しさが混在し、それもULの楽しみのひとつ。
ボトムラインは丸みがありながら、上に広がる逆台形型。腰ではなく背中に荷重が掛り、ベストな背負い心地を提供する。

4. FRONT POCKET

フロントの大容量ポケットはコーデュラリップ2WAYストレッチ撥水を採用。耐摩耗性と引き裂き強度が高く、横ストレッチ性に優れながら撥水もする万能素材。レインウェアやミッドレイヤー、手袋などの小物など、行動中にすぐに取り出したいものを入れることができる。ポケット下部には水抜き窓。

5. SIDE POCKET

フロントポケットと同じ素材と構造のサイドポケット。行動中に背負ったままアクセスできる位置にあり、500mlペットボトル2本やナルゲンボトル1Lが入る容量を確保。開口部を絞るループ状のバンジーコードにドリンクボトルや折畳傘を固定することで落下防止機能となっている。

6. SHOULDER HARNESS / 7. CHEST STRAP

身長155cm〜175cmでに対応するように設計されている。身体にフィットするショルダーハーネスの形状は、外付けのボトルホルダー「ダスティンホルダー(別売)」がシンデレラフィットする。チェストストラップのバックルはエマージュンシーホイッスル型。

8. DETACHABLE BACK PANEL

通常のバックパックでは内側に装着するウレタンパットのバックパネルを、TJAR完走選手の意見を反映して外側に配置。外側にすることですぐに取り出せる。10mm厚のウレタンをタイガーカモ柄のポリエステルリップと通気性と速乾性を持つダブルラッセルメッシュで挟み込んだ座布団型。外した際にはクッションとしても使うことができる。

9. BUNGEE CORD / 10. BOTTOM BUNGEE CORD

フロントポケット前面のバンジーコードは、本体左右上部のストッパーで背負ったまま絞ることができる。絞ることでバックパックが身体にフィット。ボトム部分のバンジーコードはTJAR用バックパックの仕様を継承。ストックポールやロールマットを横付けできる。

[SPEC]

容量: 20L〜25L(外側ポケットも含む)
背面長: 45㎝
適正身長: 155cm〜175cm(体型によっては合わない場合がございます)
トータルウエイト: 約460g(背胴パッドを外すと約380g)
耐荷重: 8kg(快適に背負える荷重)
日本製

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る