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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

アレックス・カッツ展

 怒涛の移動の11月。某国へいったりきたりで身を落ち着ける間も無く、日曜と月曜は京都。この時期の古都は紅葉には若干早いものの、秋の観光シーズンたけなわである。見渡す限りインバウンド客ばかり。日本人を見かける方が難しい、と言ったら言い過ぎか。言い過ぎです。

 ホテルが高い。某ホテルチェーンの会員になっていてポイントで宿泊したので実際にはお金はかかってないが、実際に泊まるとなるとスタンダードの部屋で6万5000円だ。鼻白む。

 出かける前はタクシーが拾えないと脅されたが、さにあらず。問題なく移動できた。たまたま出かけた場所と時間が良かったのかもしれない。

 目的のひとつはアレックス・カッツ京都展。御所に近い有斐斎弘道館という数寄屋建築の文化施設にて。習作の展示であったが、こういう機会でもないとカッツの作品は見られない。当人が京都で展示を望んでの開催だという。もう96歳。これが最後の、なんて言っちゃまずいよね。

 アートに詳しい友人によると、アートバブルは少し落ち着きを見せているとのことだが、販売価格を聞いてドンびいた。しかしほぼ売れ切れているというから人気の高さが窺い知れる。

 これで今年の移動は終わった。あとはあくせく仕事を終わらせ年末年始をすごすだけ。お正月の九州から最後は京都と今年は国内を多くまわった。来年は果たしてどんな旅ができるのだろう。コロナが明けたのが今年の5月だからわずか半年。随分昔のことに思えるなあ。

 

 

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