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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

六次の隔たり

 先日あげたマルタ騎士団であるが、そのメンバーになるためにはカソリックである有資格者が、日頃行っている善行に対してメンバーからの推薦、そして長い審査経てやっと叙任されるという。自薦は無理。神の招きがあってこその資格である。

 個人的に興味があるかと問われる前に、まずはカソリックの洗礼を受けていないので有資格でない。そもそも貧者と病者への献身行為という高貴な義務を前にするとたじろぐだろう。俗世にしか生きられない俗物がそんなことをいうとバチが当たる。あくまで遠巻きに組織について興味があるだけだ。

 昔、「お金で買えない価値がある。買えるものはマスターカードで」というコピーのCMがあった。マルタ騎士であるということが、このプライスレスな価値ということになるのだろう。

 実は最近、このプライスレスについて深く考えさせられている。某クラブの一員になりたいのだが、そのハードルがかなり高い。ここのメンバーになるにも推薦が必要なのだが、推薦者と繋がる方法がいまのところ見当たらないのである。

 なんとかコネを探して、会う人会う人に繋がりがないか聞いている。

 昔、「六次の隔たり」が話題になった。ウィキペディアによれば、全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる、という仮説だ。

 いやもう、六人以上に問い合わせているのだがなあ。

 

 

 

 

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