BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

母走る

 シチュエーションスリラーやミステリーというジャンルがある。実はこれを好んで読んでこなかった。アガサ・クリスティは好きな作家だが、このジャンルが洗練進化するにつれ、シチュエーションが非現実的でそのテクニックがどんどん一人歩きしている気がして読んでてどうなんだろうという気がしていた。最後に読んだのが「屍人荘の殺人」(今村昌弘)だったか。この他に叙述ミステリーもあまりなのでどうも日本の作家を避けてきていたような気がする。

 先日、甥っ子のストーリーズにオーダブルを始めてミステリー作品をどんどん聴いているというような記載があった。そこで夕木春央の「方舟」と「十戒」についてコメントしているのを見て、すこし興味が湧いて読んでみた。

 両方読了したのだけど、これはとてつもなかったです。やばい。

 何を言ってもネタバレになるかもなのでこれ以上は何も言えない。読了後、背筋に悪寒が走りました。

 先入観は人から楽しみを奪う悪弊ですね。勉強になりました。

 上のタイトルの意味不明だと思いますが、関西弁に翻訳して読んでもらえらばわかるかと。昨日の母の日にちなんでこんな遊びをしてみた。

 

 

 

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