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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

川遊び

 暑い。

 こう暑いと冷たい水の中に飛び込みたくなる。できれば氷のような冷えた水。

 こう書くといま流行りのサウナ? ということに話は発展していくのかと思ったかもしれないけど、違います。できれば奥多摩あたりの多摩川上流の少し水深のある川壺の中にドッパーンと入りたい。猛暑でも川の水は海と違って冷えている。

 若い頃、仲間たちと盛んに奥多摩あたりへキャンプに行き、川遊びをしたものである。しかし意外と川というのは浅いと油断してるととんでもないしっぺ返しを喰らうこともある。

 先週だったか九州で三人の女児が川で遭難し亡くなったというニュースを読んだ。痛ましい事故である。気の毒だ。

 しかしそのニュースの後で気になる記事があったと聞いた。一緒にいた女児の友達が、その状況をスマホで撮影していたというのである。SNSに上げたのかどうかはわからないが、これが本当ならなんだか後味が悪い話である。 

 1994年にピューリッツァー賞を取ったケビン・カーターの「ハゲワシと少女」を思い出す。スーダンで餓死寸前の少女をハゲワシが狙っている写真だ。

  この写真がニューヨークタイムスに掲載されると「撮る前にどうして少女を助けないのか」など多くの批判が寄せられた件。本人はその後、自殺した。

 話が違うといえば違うが、いろんなことを考えさせられた後追いニュースであった。

 ちなみに検索したけど、そのようなニュースは引っ掛からなかった。もしかするとガセかもしれない。そうあってほしい。

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