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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

がんばれ日本

 すこし前になるが、イカゲームの主人公がぼくに似てると姉から連絡があった。その時Netflixの一覧でランキングか何かで見たことがあったこのドラマは社会現象とまではいかずともそれに近い盛り上がりを世界で巻き起こしている。

 ちなみに某スタイリスト先輩も配偶者である元同僚編集者にそんな発言をしたらしく、その旨LINEがきた。似ているのはただヘアスタイルだけなんだけどねえ。

 このところアメリカの人たちとリモートトークする機会が多く、最初の雑談はやはりこれになる。それくらい誰もが知っているプログラムだ。なんせ、脱北者を演じた元モデルの女性出演者は、インスタユーザーが40万から1800万くらいに増えたというから破壊力の凄まじさがわかる。

 そんなに評価されるべき作品かどうかは個人の好みであるので省くが、ここで気になるのは我が国のドラマというか作品群である。

 口の悪い以前所属していたスタイリストがインスタでアイドル重視のキャスティングが諸悪の根源であると斬り捨てていたが、あながち間違っていない。そうでないと視聴率は上がらないし、劇場に客がこないのは、そもそも企画や脚本、作品作りの姿勢に問題があるのではないか。低予算でもアイデア次第で面白い作品はあるのはご承知の通り。

 イカゲーム、見たことないけどデスノートやカイジに似ているという。どっちも日本のマンガである。なんで日本からヒット作が生まれないのだろう。

 BTSの活躍を見ても同じことを考えるのであった。

 

 

 

 

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