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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ダブルスタンダード

 先日のサッカーオリンピック代表のスペイン戦は楽しんだ。コンディション不良とはいえスペインU24代表は期待以上にすごかった。

 盛り上がらないオリンピックで楽しみにしている競技のひとつがこのサッカー。日本はどこまで勝ち進むことができるだろう。

 しかし初戦の南アフリカの選手と関係者にコロナ陽性者が出たという。他のメンバーも濃厚接触者だとか。ルールでは試合6時間前のPCR検査で陰性なら相手チームの合意すればという条件で試合に出られるという。サッカーは接触競技だからどうなんだろう。拒否したら不戦勝なのかな? こんなこと想像していたとはいえ、初っ端から出鼻を挫かれた感じ。オリンピック、大丈夫なのかな?

 それよりこれでも濃厚接触の選手が試合に出られるなら、高校野球の米子松蔭はどうなるのかと。関係者に陽性者が出ただけで、濃厚接触していない選手たちが涙を飲まされた。我が国お得意のダブルスタンダード。こういうのを聞くたびに裁定者の教養のなさに辟易する。哲学とか思想がなさすぎる。

 まあこう嘆いたってこういうシステムはなかなか変えられない。だから諦めるしかない。こういうのが若い人が投票に行かない理由のひとつでもあるね。

 ところで、この国のもうひとつダメなところを指摘したい。

 世界中がIT化しているなかで、ファックスをまだ廃止できない役所なんてのはもう相手にもしないのだが、民間企業である銀行もまた何十週も世界に周回遅れである。ネット上で住所変更の手続きを申し込んだらできないのである。窓口に来いって、昭和かよ。

 さくらと一郎が歌うたうわ。

 

 

 

 

 

 

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