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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

フリーライダー問題

 諸事情あってすこし遅れたが、コロナワクチンの接種案内が届いた。自分も一市民として国が認めてくれているんだ、という気持ちが沸き上がり、嬉しい気持ちになった。

 土曜日は都議選の期日前投票のために、区役所へ。コロナワクチンの摂取も区役所だろうというのは勝手な思い込みであった。接種会場は区民センターや医療機関。会場の雰囲気なんか見れたらいいなと思いは木っ端みじんに吹き飛んだ。

 独立記念日を迎えたアメリカでは、ワクチン接種が進んでいる。バイデンのこの日まで70%の国民にワクチンを、という目標には届かなかったが、それも時間の問題だろう。要するにアメリカは近い将来、集団免疫を獲得しそうだ。

 翻って我が国であるが、これがどうやら難航しているらしい。ワクチンが足らないというのもそうだが、足りたところでワクチンを打つかどうか迷っている、あるいは打たないという人が結構数いるらしいのである。国民に行き渡るワクチンがあっても、これでは集団免疫は獲得できない。

 打たない理由というのは「なんとなく」、というのが多いらしく、誰かに打てと言われたら打ってもいいかなとか、周りがみんな打ったら打とうかなということらしい。わからないでもない。

 一番いいのは自分以外のみんなが打って集団免疫を獲得してね、ということなのだが(かくいう自分もそのひとり)、全体の協力にただ乗りするのは社会通念的にどうなんだろうという問題である。英語ではこういう人のことをフリーライダーというらしい。

 接種のインセンティブを与えればいいという意見もある。公共交通機関や飲食店、コンサートには接種証明(ワクチンパスポート)が必要とか。しかしこれは人権問題にかかわるから難しい。

 お得意のバラマキでワクチン打ったらひとり10万円差し上げますよ、なんてのが一番良さそうだが、そんなお金はもうないかな。

 いつの時代も新しい技術や流行は「エロ」からというので、キャバクラや風俗にはワクチン接種後というのがいちばん効くかもしれない。でも男性に限られるが。

 ちなみに今朝の会議で出席者に打つ機会が巡ってきたら打つかどうかと問うたところ、ほぼ全員が打つという回答。

 マイクロチップ埋め込まれ、5G電波で操られるんだけどいいのかな?

 なーんちゃって。

 

 

 

 

 

 

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