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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

一芯

 いろいろやることが満載だったので、この欄がおろそかになった。やることはこの先もまだ続きそうなのであるが、忘れられないようなんか書こうと思う。

 我々のオフィスは代官山、といってもその外れ、並木橋方面へ行ったところにある。駅から来ると八幡通りを青山方面に向かう途中にある。といっても通りに面しているわけではなく、すこし入ったところ。この八幡通りを下って、明治通りとの交差点を超えて青山方面へ向かうと国道246号線にぶつかる。その角が青山学園大学の青山キャンパスだ。

 八幡通りという呼び名をどこまで使えるのかはっきりしないが、並木橋から青学まではこの通り名は使わないような気がする。以前にも書いたが、そろそろ東京もすべての通りに名前をつけるべきだと思う。ついているのかもしれないが、諸外国がそうしているように道の辻や交差点に通り名を書いた札か看板を掲出するべきだ。これだと不慣れな人が道に迷う。

 それはともかく、この八幡通り、逆方向のどんつきは代官山交番ということになる。旧山手通りとの交差点である。厳密にいうとどんつきではなく、その先に中目黒に降る一方通行のくねくねとした坂がある。

 この交番の隣に「一芯」という和食レストランがある。最近このあたりを徘徊することが多いのだが、ランチタイムになるとものすごい行列ができているのだ。週末などはたぶん50人を超える人たちが空かしたお腹を抱えて待っている。しかも待っている人たちは若い人ばかり。いったい何が起こっているのだろうか。

 ネットで検索すると確かに美味しいとかメニューのバリエーションが豊富とかあるが、あまりインスタ映えするようなところでもなさそうだ。なのにこの行列。

 コロナ禍なのに密な行列は、異形である。

 一度だけ夜に行ったことはある。いいお店だったからまた来たいと思ったが、小一時間待ってまでランチ食べたいサムシングスペシャルがあるとは思えないんだけどねえ。

 

 

 

 

 

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