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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

You can take a horse to the water, but can’t make him drink.

 何かを始めるとき、それをおもしろがれるかどうか。

 おもしろがれれば、それを続けるのは楽しみになるが、そうでなければ苦痛になる。

 ギターを習う、英会話を勉強する、新しいプロジェクトを担当する。どれもおもしろがれればマスター、あるいは成功する可能性は高い。おもしろがれる、というのはつまり好奇心を持って真摯に対象に向き合えるかどうかだ。

 おもしろがれない人にギターやゴルフを教えるなんて、イギリスの古事の「馬を水辺に連れて行っても水飲ますことはできない」である。本人にやる気がなければ、どうしようもない。

 しかし、これ仕事だったらどうなのだろう。おもしろがれないから、そのプロジェクトはぼく抜きで、ってことになるのだろうか。

 なんにでもおもしろがれる人というのは、強い。編集という仕事は、本来なんでもおもしろがれる素養がある人に向いている仕事だ。毎回会う人物は違うし、彼らはいろんなジャンルやフィールドで活躍している。

 おもしろがって仕事する。おもしろがって趣味に没入する。おもしろがって身体を動かす。そんな人生になると楽しいだろうね。

 あ、自分はそうしていたわ。

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