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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

名人選手権

 今朝は4時半ごろに目が覚めたので、そのままむくりと起き出しテレビを点けた。そして3時間半、ずっと釘付けであった。このところあまり調子良さそうではないと勝手に思っていたので、大会前は例年より期待していなかったが、昨日の時点で単独トップだからね。

 一時は2位と5ストローク離れていたからこれはいけると肩の力を抜いていたら、後半3ボギー。優勝のプレッシャーとか疲れとかいろいろあったのだろう。それでも優勝した。松山選手おめでとう。というか自分も含めて全日本のゴルフファンに祝杯をあげたい。

 ゴルフにあまり興味ない人にこの偉業を説明するのは簡単ではないが、メジャー(ここが大事!)スポーツのメジャー大会の単独競技で日本人が優勝するというのは、陸上競技ならオリンピックの100m決勝に勝つようなもの。匹敵するのはテニスのメジャーか。とにかくすごい。

 テレビ解説の中嶋常幸プロがその瞬間から絶句し、泣いていたことでもこの大会への思いが見て取れる。実況のアナウンサーも泣いていたな。こっちももらい泣きしたよ。

 一時は競技人口の減少で危ないと言われていたゴルフであるが、これでまたジュニアの競技人口が増え、ゴルフ場に人々が戻ってくるかもしれない。それでなくても最近はコロナの影響からかゴルフ場が活況と聞く。第何次かわからんが、またゴルフブームがやってくるかも。

 堅苦しくて面倒くさい、あるいはじじくさいイメージのゴルフのイメージを変えようとビームスが何かいろいろ仕込んでいる。比較的熱心なファンとしては、ものすごく嬉しいことだ。

 以前うちにいたスタイリストにゴルフしようとと誘ったら、そんなカッコ悪いことできませんよと断られた。おっさん臭い、バブルの匂い、金持ちの道楽的なイメージという理由である。ハーフセットのクラブセットを担いで、スケボーでいけるゴルフがあればそういう偏見は払拭できる。まあ、ビームスがやっているのがそういうことなんだけどね。

 ともかく、これに続いて日本の男子プロもどんどん世界で活躍して欲しい。

 いやあ興奮した。いいもの見せてもらった。松山選手、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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