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BLOG - 堀家 龍(WISM マネージャー)

Hulk down from THE SEED BY WILLY CHAVARRIA

どうも、堀家です。

 

 

先日まで新宿伊勢丹でTHE SEED BY WILLY CHAVARRIAのPOP UPを開催していて、

非常に楽しく充実した2週間をもらえた。

 

新しい環境とか、チャレンジてのは、いくつになっても楽しいものです。

 

ありがとうございます!!

 

 

 

 

今日はそのSEEDの中で、ダウンについて。

 

 

今回最初にダウンを作ろうと話したのは、WILLYからのリクエストでした。

 

 

コペンハーゲンからNYに戻り、とにかく寒い冬が嫌いな彼は、どうしても自分用のダウンが作りたい。そこから企画がスタート。

 

 

彼が昔よく着ていたが、今はもうダウンがヘタレてしまい、着ていなかった、

寝袋に近い?ダウンで、某アウトドアブランドの1969年のレアアイテムから着想。

 

1968年に最初に作成されたロクヨンクロス(コットン60%ナイロン40%)その次の年にリリースされたアイテムで、たっぷりで足首まであるようなダウン。その一年しかリリースされなかったようで、かなりレアもので、実物を見たのは自分が持ってる以外無かったとのこと。

 

NYの極寒でも対応できる、そのアイテムを現代版でSEEDで復活したい。

 

まず、素材。

元々はロクヨンだったけど、現代の進んだ生地により、軽さが抜群に出た。

 

ポリエステル84% コットン16%。この素材は完全防水ではないが、かなり強い撥水であり、

ゲリラとかは難しいが、通常の雨なら問題なく、なおかつロクヨンよりも軽く、コットンの分量が少ないので、硬くなったり、重くなること、経年劣化を防いでくれているので、

何回も生地テストを行い選んだファブリック。

 

 

次にダウンの分量 ダウン90% フェザー10%。

最初はもうちょっとダウンの分量が多かったんだけど、さすがに日本じゃ暑すぎるので、

分量は調整したが、アウトドアブランドにも負けないパワー。

 

 

シルエットは、わざとフードを大きめにして、前の切り替えを斜めに。このディテールはめちゃくちゃかっこいい。フルに閉めるとマフラーいらず。

 

 

ジップはエンドラインまでにしてしまうと、足の可動域が制限されてしまうので、途中までにして、スナップを。

 

これは全体としてもだけど、ジップだけじゃなく、スナップがあるのは、以外にないんです。ジップとスナップ、両方あるダウンて。

 

 

体温調整しやすいんです。電車とか、そういう時に。そこはWILLYさんの強いこだわりがありました。

外は極寒、建物の中は暑い。非常にNYらしいというか、説得力があるディテール仕様。

 

ポケットは通常のフラップポケットに横からのハンドウォーマー。

 

 

 

内側にはマガジンが入るくらいの大きなポケットが両サイド。プラスでジップ仕様の深めのポケットも2つ。

 

これはスリ対策。NYの地下鉄はいまだにプロがいる。なので、財布が入り、ジップ付きで、絶対スリからとられない。が、お題でした。

ま、本当に家の鍵とか、パスポートとか、絶対なくしちゃいけないもの。を入れるポケットですね。

 

 

 

マフラーもカバンもいらないダウン。

 

 

その感じで完成したダウン。

太鼓判出ました。

 

ダウンだけど、ベンチコートにも見えるし、ちゃんとデザインされた唯一無二のダウンになったんじゃないでしょうか?

 

 

今年はこれを自分は着たいなと思います。

 

当たり前ですが、かっこいいのは当たり前として、どのシーンでも着れるもの。今までWISMには無かったことかも。

伊勢丹での接客で、スーツの上からでも着れるし、普段も仕事もどちらでも着ます。て、このダウンを買ってくれました。

 

Willy Chavarriaが本気で着たい。と、思って作成したダウン。

 

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

是非店頭で

失礼します。

 

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