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BLOG - 竹内利充(Take Product ディレクター)

Barbourを蘇生

バブアーはクローゼットに入れておいてカビるのが嫌なので、シーズンオフには同じオイルドクロスのテント地と一緒に保管しているのですが、先日訳あってそのテント地と一緒にうっかり洗濯してしまいました。

結果・・・

うーん、気の抜けたボルドー色になってしまい、シニア向けのブルゾンみたいに。。。

 

という事で、久々にバブアーのリプルーフをする事に。めんどくさい。

さっそく取り寄せました。めんどくさい。

 

湯煎してワックスを溶かしながらの作業。めんどくさい。

 

狭い作業室でストーブガン炊きで、ドライヤー当てながら地道に塗ってゆきます。めんどくさい。

 

ゴールが見えてきましたが、ストーブとドライヤーの熱でめまいがしてきました。めんどくさい。

全体に塗ったらさらに、温めながら布やスポンジで浮いたオイルを丹念に拭き取る。めんどくさい。

 

という事で、とりあえず面倒くさい言いまくりながらも完成。

しっかりワックスが染みながらも、じっくりと余分な脂を拭いた事による、ピーチ加工っぽい表面が個人的には大満足。

本来ならば良くないけれど、穴等のダメージはあえてリペアしないでリプルーフしましたが、案外それはそれでバチイカしていてお気に入りです(笑)

 

なお、私が「めんどくさい」と声に出している時は、楽しんでいる証拠です。偏屈物なのでw

 

やはりオイルの分、ちょっとだけ重さが出ましたが、そのぶん保温性も上がった気が。

ちなみに、バブアーを着る時はイギリスの植民地だったことのある国のアイテムを何処かにチョイスするのが、隠れたマイルール。今日はマレーシアのバティックです。

 

 

 

 

 

 

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