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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

将来への投資。(ディストピア日本)

いよいよ10月1日からインボイス制度が始まる。年商1000万円以下の事業者やフリーランスから消費税を徴収するこの制度。増える税収は2500億円なのに、企業も対応しなければならないため、かかるコストは4兆円という試算がある。

これで廃業する方もいるだろうし、もはや国民を困らせるためにやっているとしか思えない。

インボイスだけではなく、毎日ニュースを見ていると、日本の将来はディストピアまっしぐらだ。

雇用の調整弁である非正規雇用者の割合も4割に近づき、今後給与所得が上がる可能性は低い。実際にインフレが先行し実質賃金は16ヶ月連続でマイナスを続けている。わかりやすく言えば、国民の生活は苦しくなっているのだ。

少子高齢化で日本の人口は減り始めているが、なんと10人に1人が80歳以上。一般的に定年と言われる65歳以上は人口割合の約30%。日本人の10人に3人は定年の年齢なのだ。

ということは、年金制度は破綻に向かっていることは間違いない。すでに年金だけで生活するのは現実的に難しく、高齢になっても働かないとならない。しかし、働くことが生きがいであるならよいが、高齢労働者の5割は「収入のため」。90歳のスマイルって美談にされても、、、

政府として高齢者の運転免許証の自主返納を勧めながら、過疎地での個人タクシーは80歳まで容認。赤字バスの廃止などもあり、地方では交通インフラが支えられなくなっている。一方で高齢者の事故が社会問題になりつつあるのに、もうなりふりかまっていられないのだ。

こうした事態に対して、政府の対策はほぼなし。岸田総理の言葉のなんと軽く薄っぺらいこと。本気で考えていないことはミエミエ。自民党、というか、政治家は自分の金と権力だけがあればよく、国民や日本の将来などどうでもいいと思っている。

ディストピア日本。それでもぼくらは生きていくしかない。

結局は「自助」。自分の身は自分で守るしかなく、ぼくも将来に向けての投資を始めることにした。

1. 自社ブランドの海外進出加速

いまは海外取扱は香港だけだが、国内需要も上限があるし、アジア圏は今後も経済成長が見込める。まずは近隣のアジアから海外の取扱を増やしたい。政治も本当は近隣諸国と足並みを揃えるのが正しい外交なのに、我が国は敵視してばかりで、、、

2. 新ブランド立ち上げ

2024秋冬を目標に、心強いパートナーと新しいブランドを立ち上げます。日本では他にないブランドになるのは間違いなく、ただいま準備中。

3. 長野へ引越し

来年、長野に引っ越します。東京にオフィス兼自宅は残すので、いわゆる二拠点生活。首都圏直下地震もいつあるかわからないので、リスクヘッジ。

どれもこれも、自分にとっては大きなチャレンジであり変化。しかし、世の中がこれだけ変化しているのだから、自分自身も変わっていく必要がある。5年後、10年後にどう生きていたいのか。将来に向けた行動こそ、なによりの投資。

有言不実行でもなく、無言実行でもなく、有言実行となるようにがんばります。

PS: 秋の臨時国会で解散総選挙がありそう。今の生活に不満がある方は、絶対に投票に行きましょう。投票に行かないということは、今の日本でいい=ディストピアまっしぐら。自民党政権が変わるとは思えないけど(野党が頼りないので)、せめて議席減、過半数割れになれば少しは国民の声も聞くかもしれない。日本の主権は国民なのだ。
投票の際は、自民、公明、維新、国民民主は避けよう。

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