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このエコバッグ、20年以上使っている。

さて、前回社会における商いの意義が問われると書いた。社会情勢や環境問題に関して、アパレルやアウトドアカテゴリーでもっともホットなキーワードは「サステナビリティ」だろう。いわゆる「持続可能な」の意だが、環境負荷の軽減が現実的な課題となっている。

しかし、モノを作って売る商いとはとても相性が悪い。

例えば商品に必ずついてくる梱包材。商品購入後はゴミになるしかない本来は不要なもの。海外生産、ECなどの輸送ではC02が排出される。100%完売はありえないので必ず売れ残りは発生する。自社ブランドのサステナビリティ取り組みを書いた冊子を商品につける?もはやブラックジョーク。不要なゴミである。

極論をいえば、何も作らないのがもっとも地球環境にやさしい。

個人的には「サステナビリティ」には本音と建前が見え隠れする。「サステナビリティ」をうたうブランドは今や少なくないが、完璧を目指すのは不可能と言わざるをえない。事業規模を拡大すれば環境負荷も大きくなることは間違いなく、中にはコマーシャル的な意味合いで使っている場合もあるだろう。

とはいえ、まったく意識しないという選択は時代的にはそぐわない。誰もが、どんな形であれ、小さいことでも、取り組まなければならない。サステナビリティは多角的であり、どういう視点で取り組むかも大切で、その中で自分に何ができるのか。

例えば、MADE IN JAPANも地産地消的な視点でいえばサステナビリティ。長く愛用していただくこと=丈夫でトレンドに左右されない普遍的なデザインの商品を生み出すことや、捨てずにリサイクルする二次流通マーケットも。

「必要とする人たちに必要な分だけ作る」というのはブランドを始めた頃からのテーマだが、無駄を出さないという意味ではサステナビリティ。クラウドファンディング的な受注発注は理想に近い。これから縮小していく社会で、事業規模を小さくするというのもサステナビリティかも。

もちろん、環境に配慮した素材を使用するという王道なアプローチもある。MMA定番のPOLARTEC®︎ Border Print Teeはリサイクルポリエステルを使用している。

非常に大きな課題なのでなんともとりとめのない話になってしまったが、確かなことは、きちんと意識して行動しなければ形にならないということ。地球に住む者、すべてが当事者なのだ。

ということで、今年はできることから形にしていく。と宣言します。

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