忙しくてなかなかアポイントが取れない相手にようやく会えたものの、突然相手の携帯電話が鳴り、目の前からいなくなることがある。あるいは話中、かかってきた電話に目の前のこちらそっちのけで対応する人やら。なぜかわからないが、電話というのは目の前の人よりも優先される傾向が強い。もちろん中にはそうでない人もいるが。
食事中にスマホで目の前の人そっちのけで応対するというのもなかなか失礼な態度。まあこれは社会現象というか、もはやあたりまえのようなことになっているので、いまさらめくじら立てる必要もないが。
ともかく。最近は電話打合せもアポイント制の波が押し寄せてきている。いわゆるITを駆使した業態の相手先に多い傾向だが、メールでいついつの何時に電話しますというようなメールがくる。
確かに会議中であったり、食事中であったり、トイレであったり、対応できないタイミングに限って電話というのは鳴るものだ。
最初はどうもおかしいと思っていたが、確かにこっちのほうがマナーにかなう。
いきなり電話かけるのは失礼にあたるといまの若い人は考えているという話を聞いたときには驚いたが、そういう感覚は時代によって変わるものだ。
しかし、数分前から電話の前でいまかいまかと電話が鳴るのを待つというのもやはり慣れない。
でもZOOMやらmeetやら、オンラインミーティングよりも通話品質が電話の方がずっといいから先日、オンラインを画面を見ながら無音にして電話で通話するというハイブリッド会議をやってみた。ストレスのないよいミーティングであった。
通信環境に問題ある人は試してみてください。
