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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

サウナ

 髪を切った。

 ずいぶん切ってなかったと思い返してみるが、最後いつだったか思い出せない。いつも切ってもらう連絡はLINEでやっているので、過去ログを辿ってみた。最後の連絡は去年の8月末だった。

 なんと、5ヶ月あまり放置してきたのである。いくらコロナで外出が減り、人と会うことが少なくなったとはいえ、これは新記録である。なのでここに記しておこう。

 確かに伸びたなとは常々感じていたし、ロン毛になったなとは思ってはいた。

 髪を洗うとき指どおりがいいのがとても嬉しい。先日行った公衆サウナで髪がキシキシしてやだなと思ったのが髪を切るきっかけだった。

 そう、サウナ。いま空前のサウナブームである。

 ジムのサウナに入るのをここ30年以上続けているこちらとしては、いまさらブーム言われてもねえ。

 しかしロウリュというのをそのサウナで初めて体験した。思いのほか熱くて、辛抱の限界だったが、前に入っているやつより先に出たら負けという昭和の価値観の男なゆえ、がまんした。背中が赤くなり軽いやけどのような状態になってもこちらは好戦的な態度である。敵もさることながらあっぱれ。しかしこちとら30年選手だ。年季が違う。ということでがまん比べはこちらの勝ちであった。

 水風呂に入り、ととのい椅子とやらでしばし休憩する。いつも感じる毛細血管がじわーんと膨張し、疲れが取れていくような錯覚感。たぶんこれを「ととのう」というのだと思うのだが、なんせ人が多いのであまり寛げない。

 いつも行くジムのサウナは、詰めると16人は入れるサイズ。しかしいついっても利用者は一人か二人。無人ということも結構ある。そんな施設に慣れてるもんだから、人気サウナの人口密度に圧倒されてしまった。

 このところ諸々事情があり、サウナ関連本をいくつか読んでるんだが、日本全国には魅力的なサウナがいっぱいあることを知った。時間がゆるす限り、行ってみたいと思う。

 もちろん本場、フィンランドにも行ってみたい。

 

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