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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ダイヤリー

 久々の暖かい日差しですこし生き返ったような気分。日陰の空気はりんとしてすこしひんやり。一年中こんな気候ならハッピーだ。カリフォルニア日和とでも名付ければいいのかな。

 そんなよき日に衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきた。いつも思うだけど、投票用紙に文字を書くと字が上手になったような錯覚に見舞われる。あの紙と鉛筆の摩擦係数は黄金比。いつまでも文字を書いていたいくらい心地いい。原稿用紙がこんな書き味だと、いくらでも文章書けそうだ、というのはたぶん妄想だろう。

 投票用紙は特殊な加工がされていて、折り曲げて箱に投票したらすぐに開くようになっている。集計時に折れた紙を開く手間が結構かかるので、そんな用紙を開発したというドキュメンタリーを昔見たことがある。こういうのを作らせると日本人は世界一。

 こういうのというのは、すでにあるものをより良きものに改良する、細かな点に気づくところ。日本の家電は掃除機も洗濯機もそしてエアコンもとても静か。海外で生活したことある人ならわかると思うが、向こうの家電ノイズたるや。特にアメリカなどはゴミ収集車の早朝の騒音などは、天からの怒りのいかづちよりも轟音である。それに比べると日本のそれはまるでシルクの上を滑っているかのようだ。

 先日、代官山蔦屋書店の文具コーナーで、書き味が抜群と言うノートが置いてあったが、用途が思いつかないのでスルーした。こういう紙でダイヤリーはないものか。そろそろ来年に向けて準備する頃である。

 紙質はどうかわからないが、Campusノートからリリースされている学生が使うようなノートがダイヤリーになっているのがなかなか良さそうなのだが、持ち歩きに便利なA6サイズだと表紙がブルー、ピンク、そして柄物しかない。これ普通にグレーとか黒とか作ってくれればいいのに。価格も400円と買いやすいし。これまで使ってるRhodiaのA6は2750円。開きづらいし、書きづらいがカッコを取るとこっちになる。

 1000円くらいで一週間バーチカルタイプのシンプルなA6のダイヤリー、どっかにないかな。書き味よければ尚可。

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