CLOSE
BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ロケバス

 現首相の発言力のなさ、というか国会答弁に批判が集まっている。自分の言葉で話してないとか。でもこれって先の首相も同じだったのでは。個人的には現首相はどうでもいい、というかあまり気にならないというか、癪に触らない。前首相に比べて。前の首相は嘘つきで、国会で何度も嘘をついてきた。その嘘つきが日本の憲政史上最長の首相在任というから気持ちがささくれ立つのである。

 乱暴にいうと誰がなっても同じ。首相に期待感なんてそもそもないという人の方が多いのではないだろう。

 いま世界中が困難に立ち向かっている。それを克服するための大きなデザインを描いて、未来を語れる政治家は日本にいないのが残念だ。野党の悪目立ちの女性議員も見ていて痛々しい。首相の演説原稿を事前にリークしたり、質問でも首相の話し方について揚げ足とったり。なんか変だよ、どいつもこいつも。

 緊急事態宣言で原則リモートワークしているので、なんだかそんなニュースを読んでひとり眉に皺寄せている。

 そんな政治環境でも人々はなんとか日常を取り戻そうと経済活動に勤しむ。

 先日、某スタイリストから連絡があり、ぼくが所有している写真を撮影に使いたいから貸してくれと連絡があった。某雑誌の特集だそうだ。

 件のスタイリスト、編集者、そしてカメラマンの3人が写真を取りに来た。しかも大きなロケバスで。このご時世、バブルに仕事がこなせる媒体もあるのだな。羨ましい。

 ロケバスというのは、撮影時に使用するスタッフや機材を運ぶ車両。小さいものだとハイエース、大きいのはマイクロバスまでサイズはいろいろ。うちに来たのは後者の方である。カメラマンは自車で来たので編集とスタイリスト二人のためにしては空間に余裕がありすぎだ。確かに密にはならない。いまどきな配車なのかもしれない。

 しかもこのマイクロバス、新車だという。自分が知っている旧型に比べると2〜3割大きくなったような気がする。興味本位で車内に入れてもらったのだが、広く余裕がある。これだと長距離の移動も苦にならないかも。

 すでにこの新型車両、続々とロケバス屋さんに納車されているようだ。世の中はコロナだろうと、政治家がバカであろうと進んでいるのだ。

 もう何年も撮影現場に顔を出してない。

 来月早々、ちょっとした撮影があり久々に監督することになった。このご時世久々に予算もありそうなのでこの新型ロケバスをチャーターしたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る