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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

予約困難店

この飛び石連休というのはどうにも久しぶりな感じがするのだがどうなんだろう。法律で祝日が無理やり月曜に変わり、三連休というのが定例になっているいまどうにもリズムが悪い。なんだか今日が月曜日な感じ。

その祝日は建国記念日であった。

といっても特になにをするでもなく、夕方の早い時間に予約の取れない寿司屋に招待された。この予約の取れない寿司屋というのにあちこち連れて行かれていて、ほとんどのスタンプラリーはいっぱいになったところである。御朱印帳といってもいいか。

健啖家とは言えないのであるが、小食とも違う。まあ普通。しかしおまかせででてくるコースの最後の方になるとちょっと無理やりお腹に詰め込んでいるような気がしてならない。そして食後すこし気持ちが悪くなるということを繰り返している。満足度? そう、そうなると満足度は低下するのである。

予約の取れないお店というくらいだから、半年はおろか、一年位先まで予約いっぱいだ。2年、3年待ちの店もある。もちろん開店当時からのお贔屓筋や、VIPのための特別枠はあるが、一般人なぼくらは果てしなく待たねばならない。そして待ったからといって、甘美な思いに浸ることもいまはなく、ただもくもくとノルマを果たしているだけのような気分になる。

さっきのタコ、美味しかったからもう一個ね、と気軽に頼めないのである。ネタも順番もペースも店任せ。もうイヤになってきた。こちらのペースで好きなものを好きなだけ食べたい。いったいいつからこんなスタイルになってしまったんだろう。

反撃ののろしではないが、こうなると反抗心がむくむく沸いてしまうのが自分の悪いところ。というわけでこれから当日や前日に気軽に予約できて、好きなものを食べられる美味しいお店というジャンルで飲食店開拓をしようと思う。というかそういうお店すでに何軒もあるんだけどね。

K編集長がいいというなら、そんな特集やっても面白いかも。

 

 

 

 

 

 

 

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