CLOSE
BLOG - 森山真司(ディストリクト ユナイテッドアローズ所属)

ありがとう”シン・エヴァンゲリオン劇場版:||”

ちょっと遅れてようやく観てきました。

1995年の最初のTV放送時(新世紀)は見逃し、とはいえエヴァンゲリオンのあの猫背風独特な形状がプラモデル専門誌で異彩を放っているのを見て初めて認識、翌年の深夜の再放送をすべて録画して夫婦でハマった世代(まだVHSだった)。

 

当時もカルト作品だったけど、まだアニメほかオタクは日陰の身、他者との関わりが苦手なネクラなヒトという世間のイメージ(わたしもオタクですが事実はそんなことない)で、TV版もその世相を反映した内容。

その後インターネットが浸透してサブカルがブームになるとエヴァカミングアウトする層も増えて関連書籍グッズもたくさん出てブームに…というかメディアミックスでいろんな企業が関連アイテムを売り出し、そしてヒットしてアニメがトレンドを産むという流れを作ったのがエヴァだったのかもしれない。

 

いまやSNS映えも意識して箱根のあちこちは第三新東京市にちなんでエヴァ化しちゃうほどの世の中の公認度…

 

むかしは隠れてアニメ雑誌を買っていた時代を知っている世代にとっては(日本のアニメの創造性が広く認知されて)嬉しいような、ちょっと悲しいような…。

 

そもそも皆何かしらマニアックな側面は持っているのが当たり前になった現在はオタクって死語かもね。

 

そんな世の中の変化に応じてチルドレンの人との関わりかたも成長した。数々の大きな災害も経験して前を向く大切さも、人を癒すことができるのは他者との関わりということも学習したいま、エヴァにサヨナラできるのはとても自然な流れに感じました。

 

 

エヴァの呪縛ってチルドレンだけでなくわたしたちファンも庵野監督はじめ関係者も等しく縛られていた26年だったんだとあらためてその息の長さを実感です。

 

おつかれさまでした&ありがとうございました。

つぎはシンウルトラマンですね。

1983年ダイコンフィルムで巨大ウルトラマンを自ら演じた庵野監督の集大成だと勝手に期待しています(^^)

 

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る