昨夜は今日から来年の2/16まで開催中の、ヴァージル・アブローがキュレートした話題の「COMING OF AGE」展のオープニングへと、表参道にあるエスパス ルイ・ヴィトンにお邪魔してきました。
まぁ “Coming of Age” って言うのは、簡単に言うと「大人になる」…つまり成人するって意味合いのある言葉なだけに、その辺りの葛藤もそうなんだけれども、ありのままの感情がそれぞれに現れている作品群と、招待されたゲストとの対比なんかも個人的には興味深かったり。
そして、このオープニングで配られたギフトがとってもかわいくて、会場に展示された作品の中から好きな写真(番号が振ってある)を10点を選ぶと、なんとその場でデジタルプリントして300部限定のオリジナルZINをギフトにしてくれるっていう、紙モノフェチにはたまらない企画なわけで!
やり方は簡単、渡された紙の数字を丸で囲んだら、名前を書いて係の人に渡す事10分で完成って事で、そろそろ出来たかな?なんて思ってカウンターに向かうと、ビックリ仰天!
なんと、このZINをハンドメイドで会場で作っていたのが、イネスたちが5月に東京で撮った19AWのキャンペーン (そう、この辺りもちゃんとブログに書こうと思っていたのですが、色々とコンフィデンシャルな問題とか情報解禁時期やら、他のアテンドと重なったりで全く書けずな内にすっかり時が経ってしまい…なので今年の総集編って事で改めて書きますね←ちゃんと書きます宣言)のアートディレクションもしている、ロスのBe Good Stuiodsの2人がいるじゃないですか!
企画自体もそうなのですが、、個人的には目の前で繰り広げられるこの光景が、かつて自分が90年代の初頭にVISIONAIRE初のインターンとして印刷工場へ行って(当時はお金もなかったので経費削減のために工場の人を使わずに、隅の方を借りて自分たちでやっていたのですが)1ページ1ページを大切に重ね合わせ1冊の本にし、それをケースに入れて…そんな日々を思い出して懐かしくなってしまいました。
なにせ、ほとんど僕1人でアッサンブルした号もあるくらいなので(笑)。
予断ですが、僕自身がディストリビューターと同時にコレクターだったのと、自分の書く数字がキライだったので、10号以降、17号ぐらいまでのVISIONAIREにある手書きのナンバーリングは、日本でウチの会社を通して販売した分だけがスティーヴンの手書き、それ以外の地域は全部僕が書いたものなのです。あ、あとアメリカ本国向けの次にシリアルナンバーが若いのもウチ経由の日本向けになります(当時買って頂いた方にこの場をお借りして御礼申し上げます!)。
話はかなり逸れてしまいましたが、ヴァージルの時代や色々なものを切り取ったり、それをエディットしていく才能を、改めて感じる事が出来ただけではなく、ルイ・ヴィトンと言う歴史あるメゾンが、こう言う形のこのエキシビジョンを開催していく意義を感じる事ができました。会いたかった2人にも会えて良かった!
ヨッシーお誘いありがとうございました!
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/art/espaces-louis-vuitton#tokyo