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BLOG - 田辺良太(WHITEWALL代表 アートプロデューサー / コンサルタント)

マイアミアートリポート2019 Vol.3

マイアミにはルベルミュージアムのようなアートコレクターの収蔵品の展示施設が他にもいくつかある。Warehouseと呼ばれる建物にあるThe Margulies Collectionもその一つでここには現代アートのコレクターとして知られるMartin Z. Margulies氏の膨大なコレクションが展示されている。設立20周年を迎えるこの非営利団体のエキシビションスペースではもの派のスガキシオからイサム・ノグチ、バリー・マッギー、シンディー・シャーマンなど様々な現代アートを見ることができるが特に素晴らしいのがアンセルム・キーファーの収蔵作品で作品の素晴らしさもさることながらその大きさには度肝を抜かれる。こんな大きな作品は一個人では到底コレクションはできないのでミュージアムかこのような大規模なコレクションでしか収蔵するのは無理だろう。それではThe Margulies Collectionの素晴らしい現代アートのコレクションをごらんください。

Frank Stellaの立体的な絵画と呼ぶべき作品があった。

もの派の巨匠、菅木志雄の作品も沢山コレクションしている。

デクーニングによる巨大なブロンズ像が存在感を示す。

ダン・フラビンの蛍光灯を使ったアート作品。

写真作品も数多くコレクションしていた。これはJustine Kurlandの作品。

写真作品やオブジェが並ぶ展示室内。とても広い。

イサム・ノグチによる大きめの立体作品があった。

Jason Rhoadesの作品は壁面を埋め尽くすジャー。

アンセルム・キーファーの作品は絵画と立体のミックスだ。

これもキーファーの作品。とにかくスケールが大きい。

この作品もキーファーだが鉄の枠組みのガラスケースが重厚だ。

展示室の一番奥には天井の高い広いスペースがある。

年老いたヒーロー達?Gilles Barbierのユーモラスな作品。

奥へ続く展示室には様々な現代アートが展示されている。

Nancy Rubinsの立体作品は巨大ですごい迫力。

Barry McGeeの作品は横転したトラックの中にある。

コレクションの多彩さは素晴らしいと思った。

Federico de Francescoの抽象的な絵画作品。

大きなコンクリートの箱はやはりキーファーの作品だ。

マイアミの太陽のもとに光るコレクションの入り口。

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