Frieze Seoulの第2回が韓国で開催された。
ソウルにある巨大な展示場、COEXで開催されたこのアートフェアは凄かった。
日本やアジアからもからも多数のギャラリーが参加したが、世界基準のメガギャラリーが多数参加しているところがさすがFRIEZEっていう感じでした。
アートフェアの規模とクオリティーも素晴らしいが、その期間中ソウルの主要ギャラリーは夜の11時近くまでオープンして沢山のお洒落な人達が集まり酒盛りのパーティーが開催され大盛況だった。
そこには日本のアート界とは違う熱気と全体的な景気の良さがあった。
ロンドンに始まり、ニューヨークやロサンジェルスにもフランチャイズした世界的なアートフェアのFriezeがアジアに進出するにあたり、ベストな条件の国を選んだと思う。
そして選ばれたのが韓国のソウルだったわけである。
日本のアートシーンにもっと盛り上がってほしいと思う自分としては悔しいなあ。
先日横浜で開催されたTOKYO GENDAIは今までで一番インターナショナルな雰囲気とクオリティーのアートフェアだったが、ガゴジアン、ペース、ハウザー＆ワーズ、デヴィッド・ツゥヴリナーといったいわゆる世界的なメガギャラリーは結局は来なかった。
世界基準のアートを見て買える機会としてやはりこれらのメガギャラリーには来てもらいたい。
その意味では韓国のフェアは世界基準だった。
フェア開催のタイミングや税制の問題など色々あるとは思う。
だが世界基準のアートフェアやギャラリーが日本に来るということは日本のアーティスト達にとっては世界基準のアートに直に触れて刺激を受けることができる絶好のチャンスになると思う。
来年の春になんとペースギャラリーが東京にオープンするというニュースが入ってきた。
今後の東京のアートシーンにどんな刺激を与えてくれるか楽しみである。
