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BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

「Uber Eats」じゃなくて「Uber Read」って読みそうになるけど、「Umber Read」

なんともややこしい話だが何のことかと言うと、世田谷・駒沢の本屋SNOW SHOVELINGが世田谷と目黒限定で始めた本の配送サービスである。

香川県高松市の「なタ書」が「Uber Read」というサービスを始めたのを知って、いいなあと思っていたらなんと身近にいるではないか。しかも「Umber」だなんて闇取引感満載。

ということで早速申し込みしてみた。

晴れた日の午後、ブックストアで待ちあわせ(©️片岡義男)ではなく、公園で待ちあわせ。待っていると遠くから黒いマスクに黒いグローブ、そして黒いリュックを背負った黒いチャリの黒いキャップの人がやってきた。

下記は闇取引の一部始終である。

N氏:「高山様、お待たせ致しました。」

高山:「あ、Uber Eats(ウーバーイーツ)じゃなくてUber Read(ウーバーリード)って読みそうになるけど、Umber Read(アンバーリード)の人ですね。」

N氏:「はい。ご注文はCセットで間違いないですね。どうぞ。」

高山:(ブツを受け取る)「はい。ありがとうございます。おいくらですか?」

N氏:「2,500円です。」

高山:(現金を渡しながら)「これでちょうどです。オプションも付けたいのですがいいでしょうか?」

N氏:「もちろんです。どちらがご希望ですか?」

高山:「Zをお願いします。」

N氏:「オプションZ、ソーシャルディスタンスを保っての世間話サービスですね。かしこまりました。」

世間話の内容は非公開とするが、こんな感じで無事にブツを受け取り取引完了。

ちなみにセットは4つあり、私がお願いしたCセットは「Nくんのゴリ押し」だったのだが、開けてびっくり、何も伝えてないのに私がまさに求めていたものが入っていたのだった。さすがです、隊長(注:我らがSNOW SHOVELING CARAVANの隊長でもある)。

興味を持たれた方は下記に詳細があるので、ぜひ申し込みしてみてほしい。(通常は自宅まで届けてくれますのでご安心を)

ちなみに今日は、世界本の日。やはり本も雑誌も、私にとっていろんな世界に連れ出してくれる仲間のような存在なのである。

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