本日は良い天気。
息子が学校の図書室から借りてきたという植物図鑑。こんなもの男子なのに(だから?)興味があるのかと。僕がガキの頃はまったく興味がなかったなぁ。
ただ庭師修行の頃、奇しくも同じような図鑑をボロボロになるまで読んでました。資格を取るために。
一応、僕は一級造園技能士ですが、それにはその資格試験というものがあります。
実技試験は都内園芸校に設けられた会場。一級、二級、三級と分かれており、もちろん一級が難易度が高く、合格率も低い。
それにパスすると次に学科試験。これは別日に都内大学キャンパス内で行う。
実技試験は、当然「庭を作る」試験で与えられた区画内に規定の造作をする。制限時間内にできなければもちろん失格だし、出来が悪くてもダメ。手際や工程も減点材料。じつはなかなかの狭き門です。
が、その後の学科試験もこれまた難しく、さらに学科後にある要素試験…がもう。
まず区切られた板の間(他は見えない)に花瓶があり、そこに葉っぱだけの切枝が刺してある(判別しやすい花芽などはない)。それを見て何か答えるという。それが数十種類。制限時間を考えれば、ひとつを考えるのに数秒。もはや瞬時に判別できないと厳しいレベル。
そのため、普段から穴が空くほど図鑑を眺めるんですね。もう懐かしい思い出です。
本間良二くんの連載、面白いですね。
本人のFacebookより。2日前ナンバガのライブに飛び入りしてきて首が痛いとか。削除される前にどうぞ。パッション!笑