CLOSE
BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

遊び心。(HOKA ONE ONE MAFATE ORIGINS)

先月のはじめ、撮影で杓子山へ。

MMA100MPJという企画を進めていて(今夏発売予定)、企画に参加してくれているメンバーと一緒に二十曲峠から杓子山までのピストン。

二十曲峠はUTMFでエイド運営を担当させていただいている場所。でも、コースである杓子山までは登ったことがなかった。この日は天候もよく、撮影目的だけど、登山気分で登り始める。

とはいえ、現役100マイラーであるメンバーにはついていけないので、ぼくはドローン運搬係を請負い、ドローンを背負ってマイペースに進む。

UTMFのドキュメンタリーで見た岩場など、厳しい場所はあるものの、一部走れるところもあり、木漏れ日の刺すトレイルは心地よい。

京都のMonkey Crewさんも参加してくれて、なんと看板娘のあずきちゃんも一緒に登山。小さい体なのにぴょんぴょんと岩場を乗り越え、無事杓子山に登頂。二十曲峠からのルートで杓子山まで登ったワンちゃんはあずきちゃんが世界初では。

平日の二十曲峠はとてものどかで、エイド運営時とは別の表情。UTMFの選手たちは140k進んできて、時間帯によっては真っ暗なトレイルを杓子山に向かう。自分で登ってみると、決して楽なルートではなく、あらためて選手たちへのリスペクトの気持ちが強まった。

さて、この日の足元はHOKA ONE ONE MAFATE ORIGINS。セレクトショップなどでも販売されていたので目にされた方も少なくないと思う。

ブランド飛躍のきっかけになったMAFATE3をアップデートしたモデルで、ファットなシルエットとボリューミーな厚底ソールが特徴的。発売日に購入しておいたのだが、この日おろした。色はもちろんHOKA ONE ONEブランドカラーをセレクト。

以前も書いたけど、ぼくらトレイルランナーが初めてHOKA ONE ONEを知ったのは2010年のハセツネ。ナチュラルランニングが主流だった時代に超厚底のトレイルシューズはインパクト大で、しかもサポート選手が初参戦初優勝。その時に履いていたのがMAFATEだった気がする。

履いてみればわかるけど、同じサイズでも他のシューズと1-2回りくらいシルエットが大きい。とはいえ、フィット感はよく、それだけソールが大きいのだ。クッション性は言うまでもなく、似た履き心地のシューズをぼくは知らない。

この日のようなマイペースに進むトレイルでは極上の履き心地だが、岩場ではソールが大きすぎて足の置き場所に困った。個人的にはハイクやゆるっとしたトレイルランに向いていると思った。

なぜこの日、HOKA ONE ONE MAFATE ORIGINSを選んだのか。

面白そうだから。登山もトレイルランも遊び。機能だけではなく、遊び心で選びたい。おそらく、MAFATE ORIGINSで杓子山登頂したのは、ぼくが世界初かも。

TOPS: MMA DOF Tee
BOTTOMS: MMA Racing Run Pants Trail (100MPJ)
OUTER: MMA PERTEX Wind Anorak
SHOES: HOKA ONE ONE MAFATE ORIGINS
BACK-PACK: SAYAMA works FAST
HAT: MMA Mountain Hat

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

UPDATE BLOG

ブログトップもっと見る