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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

加湿器

 空気が乾燥するシーズンだ。

 実はこの乾燥に弱い。喉にやや問題があり、ここの炎症から風邪をこじらせることが多いので、生活に加湿器は欠かせない。毎日2回、朝と夜数台ある加湿器に水を足すのが日課である。

 加湿器は大きくわけて4種類ある。気化式、スチーム式、超音波式、そしてハイブリッド式。ぼくは前者2種を使ってる。

 気化式はあまり加湿性能はよくないのだが、長い時間水が持つし、なんといっても手入れがラクなのがいい。しかしこれだけでは潤いが足らないので、スチーム式で湯気をばんばん放出しながら室内湿度をコントロールしている。もちろん寝ている時にも加湿器はばんばん焚く。

 気化式はドイツ製のVENTAというものを使っている。しかし数日前モーターの動力をファンに伝えるためのモーター接続ゴムなる部品が割れた。ゴムが経年劣化で硬化したのが原因だ。そこで輸入元に問い合わせしたところ、製品の扱いをやめたらしく一部のサービスを休止しているという。しかもぼくの機械は古すぎてそもそもサポート対象ではない。

 仕方なしにドイツ本国へメールしたところ、日本へのパーツ輸出はこちらのディストリビューターとの契約かなにかが理由でできないという回答。いやいや、日本ではサポートしてもらえないから頼んでるんですよ、と何度頼んでもさすがドイツ、頑固なまでに官僚主義的で首を縦に振らない。

 こんな小さなパーツの破損のために、使えないのはなんだか残念。他の部分はまったく問題ないのに。

 ドイツに聞いたところ、このパーツは新型にアップデートされた製品のパーツでも流用できるという。いまそのパーツを買えるかどうがメールして回答待ち。たぶんダメなんだろうな。

 ebayとかでそのパーツを売ってないか、今朝からずっと世界各国のサイトを掘っている。意外とこういう探し物って楽しい。エンスーの血が騒ぐというか。

 ないものは作っちゃえというのが正しいエンスー道でもある。ワンオフで製作するとなると一体いくらくらいになるんだろう。新しい機械が買えるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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