毎度です。
やっとですが冬の顔が覗き始めて年末も近づいてきて
今年も終わるのかーって考える今日この頃です。
さて今日はTHE BLUEST OVERALLSから以前にTT DENIM PANTSは紹介しましたが
今回はジャケットの方をご紹介。
いわゆるLevisのセカンドタイプを自分なりに解釈してそれに自分なりのエッセンスを
入れてドロップした”TT DENIM JACKET”。PANTSの方でも書いたのですが
今回も当時のミシンを使って縫製されており自分たちなりな解釈でどう縫われてたか
どういう風に当時のミシンで量産をやっていたのか等も頭の中で縫っていただいている人と
話しながらことこととしっかり仕上げていただいた逸品。
その想像が形になりまた着ることで進化していく。今回は特にTTシリーズに関しては
久しぶりに生で販売。しかし生地が生機ではない為昔のようなネジレや鬼縮みはないのだが
1サイズくらいは丈が縮み、縫製された箇所のあたりがきれいに出る。
春にも一度出している商品だけにこないだウチのフレンドリーショップ”THE MAGIC NUMBER”の
リニューアルオープンで焼肉屋で働いている人が『この夏もずっときてました!』と嬉しいお言葉
の”TT DENIM JACKET”を見させていただいたのだがもうだいぶ出来が良かった。
やはり服は人が育てる、そして着ることでその人に馴染んでいく皮膚のようだと強く思った。
昔自分の師匠でもあるFullcountの辻田さんともいつも話すんだがこの皮膚のような肌触りが
デニムが出来上がる瞬間だということを思い出す。皮膚のようになるまで完成はない。
服の完成は常に自分自身にすべてあると今日も思った1日だった。
*写真は洗いをかけてます。