BLOG - フイナム・アンプラグド

信じるか信じないかはあなた次第。

こんにちは、編集の内藤です。

1号分おやすみをいただいて、およそ1年ぶりのアンプラグドになります。今回で12号目。

ぼくの毎号の楽しみといえば、取材でいろいろな場所に行くことなのですが、緊急事態宣言中だったこともあり、今回の取材は全てリモートで実施。移動がない分、便利なのは確か。でも現場の空気や高揚感みたいなものが薄くなってしまうんですよね。そんな理由もあり、どうしても好きになれなかったリモート取材ですが、ウェルネスクラブの「ホメオパシー」特集で聞いたゴーシュ真衣さんのお話は抜群におもしろかったんです。

ということで、ブログの場をお借りして、本誌であまり掘り下げることのできなかったゴーシュ真衣さんについて少し紹介したいなと。

そもそも「ホメオパシー」を知らないひとのために簡単に説明しておくと、「ホメオパシー」とは患者がもつ症状に対してアプローチをする医療の一種。病名に基づく治療を行う現代医療とは考え方が異なり、基本的に症状にマッチしたレメディ(自然物を希釈した薬)を処方することで治療は進んでいきます。

ゴーシュ真衣さんはホメオパシー先進国インドで活躍するホメオパス(ホメオパシー医のこと)。ちなみにインド政府公認なのは日本人でゴーシュさんが初めてなんだとか。写真はどちらも診療中のもの。

そもそもホメオパシーの道へ進んだきっかけは、ホメオパシーによる治療を受けていたお父さんを見て興味をもったから。なんなら、元々は科学的に実証されてないものを信じるのってどうなの? というスタンスだったらしい。ホメオパシーを修学するために、英断してインドの大学にまで行ったのだから、きっと神の光に触れるような体験があったはずだと思っていたら、まさかの最初はアンチ側。

だから取材中もずっとフラットな立場で、どんな質問に対しても嘘偽りなく語ってくれたんだなと、妙に納得。だって「実際のところ根拠はあるの?」なんて当事者に聞いたら怒られますからね、普通。

笑顔で最後まで応対してくれた懐の深いゴーシュさんに感謝です。

まだまだ日本ではネガティブなイメージがつきまとう「ホメオパシー」。本誌では、実際どうなのよ、と気になるところにまでしっかり踏み込んでいます。これを読めば「ニセ科学」だとか「スピってる」なんて意見は捨て置いて、きっと試してみたくなるはず。

「フイナム・アンプラグド」は3月23日(火)発売です。

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