こんにちは、編集部の黄田(こうだ)です。
みなさんは、アイデアを出すときはどのように考えていますか?
上下、左右、前後、ナナメ上。
若葉マークのドライバーが指差し確認するみたく、慎重に考えることが多いのではないでしょうか。ぼくもその一人。
しかし、外側に目を向けすぎるあまり、内側つまり自分自身の“やりたい”という初期衝動をおろそかにすることもしばしば。
そのことにふと気付かされたのが、『ハウ・トゥ アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法』の著者・若宮和男さんのインタビューでした。
「アートシンキング」を簡潔に説明するなら、自分起点で0から1を生み出すこと。
ユーザーがなにを求めているかを考え、1から10に膨らませる「デザインシンキング」の対になるものとして、数年前から注目されている思考法のことなんです。
このアートシンキングですが、知れば知るほど面白い。
いかに自分自身のアイデアに“してはいけない”とカギをかけていたことか…。
インタビュー内容は目から鱗の連続。ビジネスパーソンだけでなく、学生さんにも読んでもらいたい。
と、まあ本編だけでなく、後半のコラムやレギュラーページも一切抜かりありません。
個々人の“やりたい”が濃縮還元した200ページ強。
なんてったって今号のテーマは、“してはいけないこと、しよう”なんですから。
隅から隅までずずずいーっとご覧ください。
お堅いテキストが続いたので、最後にNBAのトラベリング集でも。