どうも、堀家です。
矢實さんとは、もう10年以上の付き合い。
いまだに彼がつくるパンツを愛しているし、愛し続けていれていることが嬉しい。
決して簡単じゃなく、芯があって、なによりも人として、男としてかっこいい。
とあるブランドのパタンナーと話したときに、
「矢實さんが引くパターンは矢實さん的には真っすぐなんだけど、微妙にカーブしていたり、
ほんの数ミリ、普通とは違うんだよ。それが誰にもできないシルエットに繋がる。
彼にしかできないシルエットやパターンて、すごいんだよな。。。。」
STABILIZER GNZが納品される度に、展示会に伺う度に、その言葉を思い出す。
その繊細な「カーブ」は、今回どこにあるのか。
それを探すような。
見つかりやすいようで、なかなか見つからないのが、
この「カーブ」。
いつも変わらず、デニムに身を包んだ矢實さん。
俺の中では、洋服界のジャンヌダルクだと思っている。
呑み行こう。て言いつつ、もう何年呑んでないかな。
いや、一度何人かで呑んだ。でも1年ぐらいは経っている。
近いうちに。
今回の別注は昨年リリースしていたホップサック生地を使用したシューカット。
大雑把ですが、ホップサックとは強撚糸で荒く織り、凹凸をつけて通気性がよい。
肌に触れる面積は少なく、通気性も良い。
清涼感があるけど、タフさ欠ける。
それを解消するために作ったオリジナルの生地が、ポリエステルコットンのTC素材。
そして横には伸縮性がある。こんな生地は見た時がない。
昨年はワイドテーパードとシューカットがあったが、
恥ずかしながら、シューカットを買ったつもりが、ワイドテーパードを買っていた。
自分が穿いた初日に、お客さんを接客してる時に気づいた。
あれ、俺の細くないし、広がっていない。。。。
直ぐに完売してしまい、後悔をしていた。
そして、この春夏の展示会では、ホップサックの生地が無く、
元々そのホップサックで何かやりたい。と考えていた。
シューカットとワイドテーパード。
ま、ワイドテーパードのほうが、穿きやすいよね。
太いし、快適だし。シューカットは細いし。
「龍君の分、1本だけシューカットにして、別注はワイドテーパードにしようよ!」て、言ってくれてたんですが、
今のトレンド以上に、STABILIZER GNZ以外では出せない攻めた細目のシルエット。
くるぶしからほんの少しだけ広がるシューカット。
素直に提案したい。と、思った。
なので、攻めたシューカットです。WISM別注。
レングスは全て28インチにそろえて、9分丈くらいで、伸縮性もあり、
他にはない、ランチャーでもなく、素晴らしい出来栄え。
コンバースとかがいいけど、個人的にはビーサンです。これの最強の足元は。
今回の「カーブ」は、見つけられたような気がしています。
明日から販売ですが、今日一足先に買います。
宜しくお願い致します。
是非店頭で
失礼します。