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BLOG - 猿渡大輔(グラフィックデザイナー)

車の見た目の周期変動

 

仕事で、どの範囲までやってもらえます?と、聞かれることあります。何のデザインが主戦場なの?とか。あるのですが、自分で自分の属性を考えると、そもそも自分は具体的に”デザイナー”なのか、あまりそうは思いません。

 

正式にデザイナーという肩書きだったことは結局一度もなくて、大体、「ブランド始めたはいいけど色々足りてない」とか「BtoCの売上つくりたい」とか「お店つくるにはどうしたら」とかっていう話に御用聞きや参謀役みたいな位置で加わって、ウンウンと聞いて考えて、提案して、その延長線上で作るべきものが発生して、自分がつくったほうが良さそうな時はつくる、だけだったと思います。つくる理由や要件を自分で考えて決めているわけだから、つくるにしても理に適ったものができやすいです。もちろんほとんど自分がデザインっぽいことをせずして解決することもあります。

 

一方で、自分で動くようになって暫く経ち、最近はデザイナー枠で、デザイナーっぽい職域で携わる案件も少なくないです。が、(満足いただけたり喜んでいただけたとしても)なんとなくやり切れたのかわからない感覚になることもあって、そういうときに自分はデザイナーと名乗るのどうなのとか、というよりデザイナーとしてはちゃんとやってこれてないんだろうかなと思わされます。
うだうだ言わずにデザイナーとしても真っ当であれよという話なので、いろいろなデザインど真ん中の人々のエピソードを聞いたり文を読んだり仕事を見たりしてまだまだ学んでいます。

 

久しぶりにこの投稿画面に来て、自分の肩書きが「グラフィックデザイナー」なのを見てはっとしてこんな前置きとなりました。。。
御用聞きが必要なところがあればご相談いただければと思います。

 

 

 

先日、『noru journal』さんの連載で車旅に関する紹介をしました。

 

 

車と生きるたくさんの方々がたくさんの旅ルートをご紹介されているので、ここではあえてフェリーにフォーカスした内容を紹介させてもらいました。

 

 

 

 

 

最近はあちこち動き回るような仕事が少なくなったので頻度は減ってますが、私用でも出張でもフェリーに乗るのは楽しみでした。
フェリーで移動する、という手段、出来事をもう少しアップデートしたり、見え方を変えてより広く知ってもらえるようにしたり、いつか何かできたらなと思っています。

 

車はというと、いまだ愛車は健在ですが、見た目の劣化はいよいよ顕著になってきました。買う前からの塗装はもうはげはげ、数年前に板金修理をした影響で部分ごとに塗装の具合も色もちょっとズレてパッチワークのような状況なのが劣化によってさらに際立つようになってきました。
まあそれも味のある経年変化という言葉で包んでそのまま愛でることになるのですが、Cピラーに手を加えたり一部変化もしています。

 

去年の今ごろにとあるブランドのビジュアルで劇用車として使っていただいた折、取れるパーツやステッカーまで全て取って素っ裸にしたのですが、最近はまたいろいろ付いてごちゃついてきました。昨秋にアメリカで嫌というほどごちゃついた同種の車を見てきたことの影響を色濃く受けてもいそうですが、いつも大体1年おきくらいの周期で素っ裸と全部のせを繰り返すサイクルが出来上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

出かける用事も相まって屋根にオーニングやラックが戻り、さらに今回はIFWS印のサイドデカールまで付いてしまいました。前回のポストにも関連するIFWSのあれこれはいつかまたここで紹介させていただきたいと思いますが、このデカール。不器用極まりない自分に貼れるはずもないのですがこういうことに長けた妻が手際よく貼ってくれています。業者か?
ということで今は車はごちゃつき期。

 

最近は車についての語られ方が多次元的になってきていて、若い層の発信も増えているように感じて、いいなと思っています。
いまも車関連の仕事があると、楽しく取り組ませてもらっています。

 

 

 

 

 

 

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