おはようございます。
私がラオス首都Vientiane(ヴィエンチャン)で営むSIHOM CAFE(シホムカフェ)は
朝7時半オープンです。
ラオスは朝が早く、カフェのすぐそばにはある有名な寺院がいくつもあり
すぐおとなりの Inpeng Temple(インペンテンプル)では早朝4時半には
寺の太鼓をたたく音が聞こえてきます。小鳥の鳴き声とともに、1日のはじまりを実感します。
カフェスタッフたちは7時からオープン準備。
スタッフは全員20代と若く、バリスタがコーヒーマシーンのスイッチをいれ、
豆をグラインダーにいれたり、
キッチンスタッフは、スープの仕込みとお米を研ぐところから作業がはじまります。
お掃除スタッフも早朝にきてくれます。
私は毎朝かならずコーヒーの味見を。
うちのカフェは、ラオスのコーヒー農園から豆を直接買うことで、
農園のみなさんを支援しています。
小さいことですが、長く続けていくことで、彼らの日々をサポートしたいと思っていて。
ラオスのコーヒー豆、とくにアラビカ豆は素晴らしいクオリティ。
いままで東京ではコーヒーが飲めなかった私が、ラオスにきて
ラオスの美味しいコーヒーに出会い、
コーヒーが飲めるようになったんです。
この感動的な経験を大切に、たくさんのコーヒー豆を試し、
いまは2つの農園から豆を仕入れています。
今朝は、カフェのそとにあるテーブルで、ホットアメリカーノの味見をしていたら、
近所にあるギフトショップ&ギャラリーのオーナーのフランス人が、エスプレッソを飲みに
立ち寄ってくれました。
彼はラオスに20年以上暮らし、店舗や住宅や家具デザインを行っていて
良質なアロマオイル製造販売なども手掛けていて、彼のお店はシンプルでとてもステキな空間。
ヴィエンチャンで一番の高感度スーヴァニアショップです。
今日もお互いの近況や情報交換、
そして、
クオリティオブライフについてなどいろんなことをおしゃべり。
こういったおしゃべりするひとときを、フランスの方はとても大事にしてますね。
ラオスはヨーロッパの方がたくさん暮らしていて、アメリカ人はほんと少ない。
なので、ラオスにきたばかりのころは、このヨーロッパ的な雰囲気とか
いい意味での個人主義的な部分とか、すっごく新鮮でした。
日本はどちらかというとアメリカンナイズされすぎちゃってるから。
娘も毎朝カフェでおにぎりを食べ、学校へ。
スタッフがてむすびでつくるおむすび。
私は、スタッフたちに、
日本のてづくりなごはん、
おむすびや出汁の取り方、
味噌汁のつくりかたなどをおしえてきました。
これからも、日本食がほんとに少ないラオスで、
日本のてづくりの家庭的なごはんの味を
わかいラオス人のスタッフたちにおしえていきます。
娘が、とってもからいラオス料理はいまでもたべられないこともあって、
日本の家庭料理や洋食メニューなどをカフェで出すことになりました。
これが、ラオス人や欧米観光客に好評です。娘に感謝ですね笑。
ヴィエンチャンは、湿気も少ないから朝はとくに気持ちいいです。
今日のコーヒーの味は、酸味と苦味がいいバランスできれいな味わい。
さあ、ラオスのカフェ現場と東京の仕事をオンラインで同時進行でこなす
いそがしい1日がはじまります。
<ラオスSIHOM CAFEのfacebookページ>
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