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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ワールドカップの思い出

 4年に一度のサッカーワールドカップ。盛り上がったり、消沈したり。それはそれで楽しい。

 小学生時代からずっとサッカーをしているが、この大会のことをしっかりと意識したのは、86年のメキシコ大会あたりか。一地方都市に住む、プレイ以外あまり熱心でない少年には、それまでの情報は届いてなかった。

 そして90年のイタリア大会の前年にはイタリアへ行き、ローマでユベントス戦などを観戦するほどサッカーに気持ちが向いていた。

 93年のドーハの悲劇、そして94年のアメリカ大会。決勝の日は仕事で滞在していたロサンゼルスにいて、大騒ぎするブラジル人を横目で眺めていた。優勝を逃したイタリアのロベルト・バッジオが外したPKは、いまも語り種である。

 98年は日本が初めて出場したフランス大会。次の2002年は日韓共同開催。ワールドカップが日本にやってきたのである。

 記憶力のあまりよろしくない自分でもこうした4年周期でのイベントは覚えていられる。毎年行われるスポーツイベントの3年前の優勝チームは? なんて聞かれてもすぐにはでてこないものだ。

 オリンピックもそう。子供の頃、見ていてこんなに刺激になるイベント、なんで毎年やらないのとやきもきしていたが、大人になるとこの周期がよろしいと思うようになった。

 人生のちょっとしたイベントもそうそう毎年あるわけではない。こうしたスポーツイベントと一緒に海馬から大脳へ刻まれていくものである。

 昨日、コスタリカ戦後のもやもやイライラの精神状態の中で、誕生日を祝ってもらった。次のスペイン戦が気になるところであるが、多くの方々に来ていただいてとても嬉しかった。

 とても思い出深い誕生会になった。

 参加してくれた方々、協力してくれた人々、メッセージや贈り物くれたみんなにお礼を伝えます。

 ありがとう。

 ほんとは明日がほんとの誕生日なんだけどね。

 

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