7/31でキャットストリートでの23年の営業を終えたDistrict。
7月は本当にたくさんのお客様やお取引先さま、なかにはとても懐かしいお客様(もはやわたししかわからない方もあったり)もこの場所の見納めにご来店いただきました。
たくさん愛されていたんだなと。
ありがとうございました。
そんなしんみりする間もなく早速翌日からは引越し作業を二日間みんなでやりました。
すっからかんのお店の姿はなかなか目にすることありませんけど、寂しげかつ23年の歴史(といろんな傷みも)が目につきます。
バックルームの扉の裏には2016年にわたしが描いたDistrict在籍&関連メンバーのイラストを残してきました。
床にはその時々の発売アイテム訴求で貼ったカッティングシートの跡があちこちに残ってます。
※DRIES VAN NOTEN,Scye,(kolor別注ラインだった)clam for Districtの跡
34年間の洋服屋人生のあいだに幸運にも撤退作業を経験してこなかったので(同じところにずっといたせいなだけですけど)、涙ながらにお別れ…になると思っていましたが不思議と悲しさはありません。
甲子園の土を泣きながら持ち帰る球児の姿みたいな絵を勝手に想像してました😅
珍しいことですが、異動になるイイジマーニ以外はみんな一緒に原宿店2階ANNEXにメンバーそのまま移るという事もあって、新Districtであらたなチャレンジやあらたな可能性が見えているから悲しくはならないのかな?
“終わりは始まり”まさにその通りです。
仮営業にはなりますが8/5からの新スタートに向けて今も原宿店では準備をゼッサン作業中です。
内装やら新商品やら新生Districtです!ときちんとお披露目できるグランドオープンの9/7以降は数日、わたしもイイジマーニも店頭に立ちます。
面積は小さくなってもその分輝きを増すだろう新Districtに期待している分、みんな涙を流すことはなく撤収を終えました。
District part1(キャットストリート)23年間ありがとうございました。
おつかれさまでした!