世の中スマートウォッチが全盛ではありますが手首でチクタク動くいちばん身近なメカとして腕時計は物心ついた頃からわたしを魅了してきました。
ゼンマイが解けるトルクを歯車が緻密に伝えて1秒1秒を刻み、分針を一つ進め、時針を進めていく…
クォーツ時計のカチカチ1秒ずつ動く(ステップ運針)秒針とは違いゆっくり回っていく(スイープ運針)表情も好きです。
デザインや機能が気に入ってクォーツ時計もまたたくさん買いましたが久しぶりにつけようと思ってもあいにく電池切れですぐには着けられない…。
ところが機械式時計はリューズを巻いたらまたすぐに元気に動き出してくれるという信頼感があります。
年齢とともに自然と今日はどの時計と出かけるか選ぶ朝に機械式の時計に手が伸びるようになりました。
ヴィンテージウォッチの魅力はいまでは見ない美しい文字盤やその時代を反映するケース、ラグのデザインが素晴らしいこと。
そして何より半世紀以上経てもなお継承される時計職人さんのケアで、しっかり今でも動き続けているという事実に圧倒的な信頼感が持てるということです。
また次の何十年かちゃんとケアすれば動いてくれるということです。
今回、Districtで初めてヴィンテージウォッチの販売イベントを12/2(金)、3(土)、4(日)の3日間だけ開催します。
ヴィンテージなのでその個体は一点もの、また次同じモデルに出会える機会もそうそうないという点では一期一会のイベントです。
ぜひあなたのお気に入りに出会ってください。