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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

公安系公務員差別

 救急救命士がコンビニで買い物をしているのを怪しからんと、どっかのおっさんが怒っているというニュースを読んだ。どこのおっさんか知らないが、こういうことで怒る人の方がおかしいのでこんなのニュースにするのもどうかと思う。

 救急隊員だろうが、消防士だろうが、警官だろうが、彼らだって喉は乾くし腹も減る。こういうことを言う人がほんの少しいるだけで彼らの行動が制限される。気の毒でならない。

 アメリカなどでは制服警官が普通にデリ(コンビニ)でコーヒーを買ったり、ドーナツ屋でドーナツ食ったりしている。むしろそっちの方が強盗被害の防止に役立つから店側も歓迎している。というより地域を守ってくれる人たちとの交流を当たり前にしている社会のほうが健全だ。

 向こうでは地域により、半パンの制服があったり、マウンテンバイクやバギーに乗ったりと国中が均一な取り決めではなく、より地域性を出している。時差もある広大な国だからと軽く片付けるのは簡単だが、どうやらそう言うことではないコンセプトが裏にあるように思える。

 日本も広い。沖縄と北海道の公安系公務員の服装や装備が一緒でなくてもいいように、消防士が制服のまま吉牛のカウンターで牛丼かっこんでいるくらいでいいと思うのだが、どうですかね?

 

 

 

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