アンプラグド・フイナム10号、本日発売です。
年2回の刊行ペースだから、これでまる5年になる編集作業ですが、今号が最も難産でした。それというのも編集部員による慣れというかたるみ(?)で、編集作業が遅れに遅れ、あわや事故になりそうな進行状況に追い込まれたからです。それもこれもすべてぼくを含めた管理側の責任ですが、こうして無事書店に並んでくれてホッとしています。もうこんなきわどい綱渡りのような仕事は二度としたくありません。肝に銘じて、今後は余裕をもって仕事を進めるようにします。
さて、その10号目ですが、すでにこの欄で各担当者が披露しているように創刊号で宣言したヒップの定義が5年を経てどうなっているかという特集です。
いろんなところで書いたり言ったりしてますが、ヒップというと特定のテイストを好む人々を連想するやもしれませんが、「かっこいい」とか「クール」といった言葉の置き換えです。つまりいま何がかっこよくて、クールなのか、そんなモノやコトは何かを探したのがこの企画です。
最初の編集会議では別の企画案もあったのですが、来月10月13日に行われるフイナム15周年祭「HNF フイナムのフェス」に合わせて、よりらしい企画というコトで令和元年のヒップをめぐる旅となりました。
インパクトのある表紙は、現代アーチストのひとり加賀美健氏によるもの。一部の書店では本を買うとステッカーが付いてきます。
ステッカーをゲットして本を捨てられる、仮面ライダースナック、いや時代が古いな、ビックリマンチョコのようなことにならないことを祈りつつ、完売祈願もついでにしております。
書店にお出かけになることがあれば、ぜひ手にとってみてください。平積みされていない書店などでは棚などにかかっておりますが、読んだ後は平積み台んいちばん目立つところへそっと置いておいていただけると、プロモーション的にもとても嬉しいです。
今号も濃い内容となっております。どうぞよろしくお願いします。