たとえば 韓国では ”ギャル” がち ランナーが たくさん いるって知ってますか?
僕は知った時とても驚きました。
日本では 40代以上がメインのランニングやマラソン。
どうしても上の世代の古い イメージが強いです。が・・・
現在、 韓国やEUでは 全く状況は 異なります。
むしろ こっちを見たほうが、正直 走りたくなります 笑。
彼女たちが 動画に使ってる曲も
Lil DARK に Central Cee、UK DRILLに TYLA やアフロビーツetc
ちゃんと今のサウンドになってるし
日本語ラップでも世界でも
20代では TRAP 以降のHIPHOP ダンスミュージックが スタンダードです。
(フィナムは年齢層が高いので ここで何度も解説させていただいています。
ここのハイライト”RUN”のところから ランナー自身が選んでいる 音楽ありで見てみてください)
そして
音の変化=ファッション & 価値観の変化です。
ランニング用に穴を開けたり袖を切ったり
カスタムされた ニルバーナや バンドTeeの
ブラウン グレー系の 色合わせも、
2015年以降の Fear Of God や Travis scott の感じで かわいい。
もう こんな楽しいことやってるなんて はやく、コレが ふつうになってほしい(願)
また なぜか
日本では部活や体育の影響なのか
ファッション=速くない みたいな先入観を持つ方も多くいるのですが・・・
STRAVAのデーターを見ると ファッションランナーというには、
キロ4分のペース方もザラにいますし、 サブ4圏内目指していたり。
ぜんぜん速いし、むしろ記録更新を前提とした ガチ勢や予備軍といったところ。
これは 速さのレベルというより
単純にランニング全体を 新しい世代が 好きなものに変えて、
動画に音楽も入ってくることで、新しいスタンダード になっています。
例えば 日本でも
青学で陸上競技をされてた方が、復帰される時に使う曲が
日本語ラップのNENEの”キテル”ってところも面白いですし、、
この傾向は、今後どんどん続き拡大していきます。
リール動画主流の世界において音源は重要であり
若者が自分たちの時代がキタ!って思えるように
どんどん様々な企業の方が 音源からも
日本を 新しくしていってほしいと願ってコレを書いています。
それは、例えば数字を出すと
国内 HIPHOPのライブの規模は90年代の 10倍以上の動員数。
ということは
90年代でいう 安室奈美恵のような規模の
メインストリームであり社会現象です。
またAESPAなど
K-POPサウンドのほとんどがHIPHOP R&B HOUSE 等 のビートであり
XGは金歯をジャケットにしています。
BLACK PINK以降はラップできないとアイドルになれない状況です。
つまり これは
HIPHOP= みながB-BOYの格好をするという前時代的なものではありません。
グローバルで HIPHOPが主流になった2016年以降の基礎のビートの価値観をもとに
BLACK PINKやBTSがPOPSとしてHIP HOP等を流用して今に至るいう流れがあります。
結果的に、そこで生まれた価値観が主流であるという意味です。
そんなユニークな MVをたくさん
見慣れた子達が、ランニングしたときは、そりゃ今までとは違うよね。
そういう話です。
35以上 〜50代の PRやMDや 管理職、
役員クラスの権限を持たれている方々は、
この規模感をぜひ知っておいてほしいです。
80~90年代 パンク メロコア & ヒップホップクラシック〜裏原カルチャーによって
どう変わっていったか。上の方々も ご存知かと思います。
音の変化=ファッション & 価値観の変化です。
次の世代の歯車が回りやすい状況を作るため
大人もサポートすることは
将来においてとても重要だと思います。
ランニングの話に戻りますが、
ヨーロッパも同様に
パリのモデルさんたちが体型維持のために走ってると
バイヤーさんから聞きますし、
何よりコミュニティーがたくさん生まれています。
アスリートクラスの方も そうでない方も、ランニングカルチャーを愛して
自分の身体を自分なりに少しづつ愛せるようになり、
結果的に精神メンタルも愛せるようになるって素晴らしいことですね。
そして
ぼくが一番驚いたのは
パリのランニングイベントに南アフリカからDJ DooWapを招いて
ランニングイベントの後にアマピアノ DJ PARTYが行われていたことです。
ヒップホップから さらに 次の時代の ダンスミュージックへと 少しづつ進んで盛り上がっています。
そういえば、
パリ オリンピックにSnoop Dogg らがゴリゴリ出てきて、ブレイクダンスやスケートボードが種目にあるのが普通になった パリでは このくらいでないと インパクトが ないのかもしれません。
コレって
ふと思えば
スポーツもダンスミュージックも人種や立場を越えて
世界中の人々が一つになれる瞬間でもあります。
オリンピック、ワールドカップ、
コーチェラフェス、世界中のクラブ、
コレらを 今まで以上に密接にできる 素晴らしい世代が
イマなのかもしれません。
ぼくも10年以上前に東京マラソン、湘南マラソンをギリギリ完走ましたが、
その後 やめてしまい・・・DJや深夜のパーティーばかり。
コロナ以降、少しづつですが リハビリ ランニングとトレーニングによって
様々な 精神的 ダメージから救われました。
DJ の延長として、ランニング中ならではの 音楽体験から
以前よりも ポジティブでいれることができましたし、その感覚を 伝えたい気持ちもあります。
もっと早くランニングが、こんな時代になってほしかった。笑
こちらで随時更新中。
※次回DJ情報
9/18(木) simokitazawa counter club にて ウガンダのミックスである
JULIちゃんによるパーティー。ウガンダ料理が食べることができます!!!!!
直接お話ししたい方は、ぜひ遊びにきてください。
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