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BLOG - 手嶋 慎(MAKERS デザイナー)

独りクルマ言⑤(Porsche Gate Rent A Car②)

前回の続き

さて、初めての930。

どっから説明すればいいのか。自分もまだまだ素人な部分が多々あるのでここ最近のMT車と比較することにします。

ポルシェのイメージって人それぞれだとは思うのですが、自分の周りだと車好きって方が勿論多い訳です。あまり車に興味のない方からすると、

小さい

狭い

ウルサイ

燃費がワルイ

というイメージ(嫁談)。

全て間違っていません。こちら側から言い換えますと、小さい⇒コンパクト、狭い⇒ハンドル&シフト操作の収まりが良い、ウルサイ⇒心地よい、燃費がワルイ⇒仕方ナイ。といった感じです。

今まで他の古い車も乗ってきましたが、ドイツ車っていうのはほんとしっかり作られています。

ここ最近の車ですと10万キロ越えたら買い替え。3年乗ったら乗り換え。メーカ保証が切れたら乗り換えっていうのが主流でして。

こういった古い車をずっと乗る事こそエコなんじゃないかなぁと心の底から思います。

メンテさえすればずっと乗れます。新車をかわずとも最終的な費用としては安く収まります。そういった意味でもこういう車を乗るのは悪くないと思うんです。

脱線しました。

上記を踏まえてエンジンをかけてスタート。

お尻はこれ。

走った時のの率直でわかりやすいたとえにするならば、[大人用のゴーカート]っていうのが一番しっくりくる感じでしょうか。

ハンドルもクイックに反応しますし地面を這って進んでいく。カエル目のフェンダーもばっちりドライビングポジションから見えて車幅の感覚もかなりいいです。

結果、すごく楽しい車です。

子供のころに初めてのったであろうゴーカートの感覚。まさにそれかと。

ただ一つ、この年式あたりの911はMT操作が少し他と違います。MT車に乗った人にはわかるのですがシフトアップ&ダウンする際に今の車はリバーススプリング的なものが入っていてシフトを外す時にニュートラルに戻ってくれるのですが、今回借りた930にはそれがありません。

シフトがブランブランな状態です。なので的確にギアをいれないとしっかり入ってくれないんです。

ダブルクラッチしないとなかなかいう事聞いてくれません。自分もこれは初体験だったので最初は焦りました。

でも慣れてくるとすごく楽しくって。ゆっくりシフトチェンジすれニュルっと入ってくれます。

車は早いのにシフトチェンジはスローっていう不思議。

ちょっと古めのポルシェを体験したいって方でしたら89年式以降がオススメです。

次回こそは914を体験しにいきます。

気になって頂いた方は是非どうぞ

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