みんなだって 高校生、大学生のとき
さんぴんキャンプのとき、
もっとHIPHOPを
大人が理解して拡大してほしいって
熱く思っていましたよね？？？
バブルの浮かれたノリや８０年代のノリを引きずった大人には理解できない。
９０年代のHIPHOPこそが次の 新しいムーブメントだと思っていた。
この日は
９０年代ノリを引きずった大人には理解できないかもしれない・・・
最高に素晴らしい 2020年代のHIPHOP黄金期がここにありました。
国内最大規模のHIPHOPのイベント
POP YOURS
自分は初日も行きたかったですが予定があっていけず・・・(泣)
なんとか２日目に見に行きました。
青春期をコロナで抑圧されたにも関わらず、マナーを守って
ゴミを散らりなども全く一つもなく、
１０代の少年から２０代のギャルまで、新しい世代の”アンセム”を歌っていて
とても感動しました。
よっぽど僕ら世代の方が酒を飲みすぎで 渋谷をゴミのようにしていたのに・・・。
そういう事は カッコ悪いという意識がハッキリとあるのか素晴らしかった。
今の TVの偏った若者像の報道などにも 不平不満を言わずにルールを守って
あくまでピースフルで前向きなメッセージを発信、みんなで共感する。
オリンピック種目になったスケートボードのような
大人からの大きなサポートもなく、
メディアも新しいHIPHOPに 大きく耳を傾けたりも せずに、
昔の価値観で止まって懐かしむだけ。
それなのに結果的に
年金だけ要求してる ジジイよりも
よっぽど紳士的にハングリーに、
成長していて素晴らしかったです。
さらには
USの影響だけでない、USに影響を与えうる日本のオリジナリティが
生まれてくるかもしれない。
そのくらい素晴らしいVIBESにあふれていました。
HOUSEやレイブ、イビザを取り入れた楽曲構成。
客席の声の制限など ルールのある中、
エンタメとして盛り上げ方の構成。
アイディアが練られていて素晴らしかったです。
10代くらいの子達がジャンプしてるのスッゲーかわいいかったです👇
今回 現場に行って初めてわかりましたが
かなり広域年代マーケットのアンセムとなっていることに驚きました。
僕らの世代でいう ブッダブランドの”人間発電所”とかそういう
このシーン切り開いた、今までと全く違う新しい
音楽の幕開けの象徴 Z世代 アンセムの一つ
Mall Boyz (Tohji, gummyboy) – Higher
このPVに出てくるワーゲンのドリフト車も飾ってありました。
みんな楽しそうに、嬉しそうに 写真を撮っていました。
実際の会場の様子
#POPYOURS #tohji 最高アンセム pic.twitter.com/41fLoGxaqg
— show5 (@show5original) May 24, 2022
lil uzi vert pic.twitter.com/fWClpXNKdo
— show5 (@show5original) May 24, 2022
これは
Lil Uzi Vert（額にダイヤのラッパー）
2016年にダブルプラチナムアルバム。
USでHIPHOPの再生数がROCKを抜く程大きくなったのはこの人の功績大。
ほぼ歌ってるエモ、
メロコアを融合したラップスタイルで一気に白人層を獲得。
なんですが、
２０１６年の 日本では何故かこれが まともに紹介されず・・・
その間に
世界的にあっつという間に超巨大なマーケットに。
ユースのアンセムになりました。
日本ではサチモスくらいの時期。
でも
ここが今のHIPHOPが大きく変化した”核心”。
lil uzi vert であがる10代 pic.twitter.com/YPhuSRQo0I
— show5 (@show5original) May 24, 2022
この子たちも、
この音が大好き。
人種国境越えて２０代以下は このサウンドが大好きです。
日本語でもこうなってほしいと思っていた。
だけどなかなか
これが出来る日本のアーティストが
なかなかいなかったのですが
切り開いた開拓者が Tohjiくん。
最高。天才。
おじさんがわからない
全く新しいUS基準の HIPHOP。
だからこそ、”アンセム”なんだと思います。
tohjiくんの出番に前の席の寝ていた
１０代の子達が起き上がって
飛び跳ねていたのを見て感動しました。
#tohji くんでブチ上がる10代の子達#popyours 素晴らしい pic.twitter.com/H6xwEIpVJ8
— show5 (@show5original) May 24, 2022
今現在、こんな状態で、大人が新しい情報や
子供のカルチャーやフックアップする意識が
なかったらただ化石のように懐かしんで腐ってくだけですよね？
２０代以下の子たちが
90年代の 半分くらいしかいない この国でよくあれだけの・・・
今までの HIPHOP 最大規模 まで成長している。
(90年代は日比谷野音規模)
サマソニ規模に近い。
外タレを呼ばずにここまできてるから
もっともっと大きくなるだろうし、
人口や再生数から見ると
USではこの５倍、10倍以上の盛り上がりということになる。
実際に
Da baby(三億回再生)のこと
殆どの日本人知らないと思いますが・・・
日本の大きなメディアでは
子供が喜ぶ カップヌードルのCMとして 笑
８０年代にマドンナやマイケルジャクソン知らないような
田舎の国に なりつつあるので、
子供から学ぶことが増えそうです。
冷静に考えたら
例えば
CITYPOPは当時の若い世代のPOPSであって
日本歌謡ではない世界を見た音楽。
だから
今現在のCITYPOP的な音楽マインドは、
今CITYPOPだけを 聴いてる人ではない。
このPOP YOURSのような音楽だし、
海外を見たクリエイション にもっと未来があるという事です。
なので
キョンキョンのブレーンをやっていた
川勝さんが スチャダラパーや星野源を見出したような・・・
ここに興味を持つ30代、４０代以上の方、
そういう立場の方の バックアップや状況の理解が
もっと必要なのではと感じました。
というか、
もし この素晴らしさが わからない人、
なんか もう かわいそうで勿体ないんです。
2014年位〜 今こそが世界的に HIPHOPの黄金時代だから。
