BLOG - テガキ($HOW5 (#テガキ))

NIGOさんを過去の人と思ってた人こそ過去になっちゃう。

NIGOさんを過去の人と思ってた人こそが過去になっちゃう。

そんなキレキレの 最新アルバム。

US HIPHOP の ムーブメントを引っ張ってきた

最前線のトップ アーティストばかりが名を連ねる。

もはや 今年最高のアルバム。

ではないでしょうか?

 

2006年くらい

Tokyo Drift  前後からは もう 日本ではなく

USを中心とした海外でのAPEの人気は絶大。

ラッパーの成功の証のブランド。という状態 になっていることに、

当の日本人の ほとんどは興味を持たなかった。

 

 

ファレルは別格として

今回参加アーティストのほとんどは

頭角を現した デビュー時から APEを着用していた。

ずっとUSのHIPHOP見てた人には感慨 深さもあるし

ただ凄いアーティストを集めただけではない感動がある。

 

<今回のアルバム 参加アーティスト>

Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)

Kid Cudi(キッド・カーディ)

A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)

Lil Uzi Vert(リル・ウジ・ヴァート)

Pusha T(プッシャ T)

Tyler, the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)

Pop Smoke (ポップ スモーク) 豪華すぎません???

 

今も ラッパーにとって APEや HUMAN MADEは成功の証。

参加してるアーティストも気合入りまくってる感 がすげーします。

特に

ROCKYのMVはキャスト、アングル、本当に美しい。

HIPHOP、TRAPをメゾン領域に持っていった張本人。

カリスマであり、バスキアを思わせるような繊細さをも兼ね揃えた

稀有な偉大さを感じます。

 

今でも、

DA BABYなど飛ぶ鳥を落とす勢いのあるラッパーは

必ずと言っていいほどAPEを着用している。

(DA BABYの再生数は4億とかです)

 

今のUSの30代以下の友人と話すとYMOは知らなくて

TRAVIS SCOTTとスニーカーを作っている HFさんや

NIGOさんの方が圧倒的に世界的なレジェンドとして知られています。

むしろ若い世代では 世界で一番知られている日本人。

裏原って言うのが もう恥ずかしいくらいに、こちらが世界の”表” 。

日本の 30代以上の 本当に多くの人が

Lil Uzi Vert の世界的大ヒットあたりからの

この感覚に何故か ついていけていない・・・

(90年代に ニルバーナがわからないハードロック

原理主義オヤジみたいな状態?)

国内視点ばかりの 田舎のジジイばっかの国になりつつありますが

ドレイクやJUICE WRLDも BTSくらいに

ふつうに話せる国になってほしいです。

(APEを着るとか着ないとかそういう話ではなくて、

コレだけの規模感に 興味を持って 新しいものを知っていないと

国全体の文化レベルが 低く 弱くなるという意味です。)

HYPEBEASTでなぜラッパーの記事がやたら 多いのか

当然、世界的な影響がデカいからですよね。

 

 

で、むしろ そういう事を

最初から 初めていたのがNIGOさん。

世界進出した Teriyaki Boyz や Tokyo Driftのときから

20年弱ずーーーと続けていたことが

一周して、どんどん 巨大になっていて、

もう 日本人がわからないくらい進んでいて・・・

 

バージルがNIGOさんを 尊敬しているとよくインタビューでも言っていて

LVのコラボとしてNIGOさんを起用したあたりから

またガッツリ接続されて

メゾンのアートディレクターに就任されて、

KENZOのクリエイションも超カワイイ (これは他の高評価 記事が多いので割愛します・・・)

”裏原”と言う モード界からの 偏見にめげずに 

50代にしてファッションウィークの最前線!

どんどん輝いているように感じます。

長く続けることってブランドを売却したり、そういう時期も あるだろうし

本当に大変だとおもうのですが、だからこそ 今、最高ですね。 

90年代から見ていると 結果的には ショーン ステューシー以上に飛躍しているって

かなり凄いことだし本当に素晴らしいですね!

お尻が流行るのも とことん遅い日本。

とっくにNIGOさん達やっていましたよね!

タモリ倶楽部のオマージュ。

 

ウンザリするくらい

90年代神話ばかり言わずに

もしこの時点からか・・・

特に重要な 2012年以降に 多くの日本人が 

新しい HIPHOPや R&Bを 途切れずに 支持していたら

韓国のような ダンスミュージック先進国になれたかもしれません。

むしろ、

この凄さが一番伝わったのは韓国や中国かもしれない。

今の日本でやっと若い子に流行り始めたノリを

中国では もう5年前から こういう作品があります。

子供のシャークパーカーがカワイイ。

栄枯盛衰。栄えていく国は新しいモノを貪欲に吸収していました。

この higher bros の tokyo drift フリースタイルも

後半、自分たちで DRILLリミックスしてるし クオリティー高い。

そもそも

車を滑らせるレース “ドリフト”も

マンガの 頭文字Dのように、80年代後半?90年代前半?〜

日本から生まれたもの。

それが

ワイルドスピードあたりから USのTRAP、と結びついて

今や お尻(日本おせーよ)とともに

サウスHIPHOP、TRAPの象徴のようになっています。

スクースクーとラッパーがよく言うのは、ブレーキ、ドリフトの音が語源です。

と、いう事で 

このあたりの、日本車や DRIFT PHONKについてはまた今度。

 

 

ブリンブリンの起源 

 

 

 

 

 

日本で最初に”NB990裏ストーリー”についてリークした記事 

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